紫野 香月荘

ID : 1905
シェアハウス探検隊

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畳ですごそう

紫野 香月荘

2015/05/11

「居住まい」を正す。

古くは「茶湯」や「茶の湯」とも呼ばれた、茶道。

お茶の風情を味わう時間のなかで聞こえてくるのは、抹茶を点(た)てる音に、着物の衣が畳にこすれる音、そして絶妙の間で静寂をやぶるししおどしの音。

普段なら窮屈な正座も、不思議と心の落ち着く姿勢に感じます。

優雅に着物をまとって楽しむ、静かなひととき。

いかにも京都らしさを感じさせる光景も、現代では実際に体験する機会は減ってきています。そもそも、お茶会のできる和室自体が、徐々に身近ではなくなりつつあるのかもしれません。

京都・北大路エリアに誕生した「紫野 香月荘」は、リビングに畳敷きの床座スペースを備えます。

さらに、京都の風情を感じられる立地も大きな魅力。

週末は着物姿に番傘を持って、近くの大徳寺までぶらりと散歩へ。ちょうど良いことに、大徳寺は千利休ともゆかりがあると言います。

畳敷きというだけですこし膨らませ過ぎてしまったかもしれませんが、せっかくですし、やっぱり畳でお茶を飲んで欲しいと思うのです。

たくさんの車が行き交う北大路通り。

その途中で通りの角を曲がると、小さな商店やカフェが混在する住宅街へ。低層住宅が立ちならび、大きく空が広がる街並みの一画に、やがてお目当ての建物が見えてきます。

道路から大きくセットバックした外観は、自然色のベージュとブラウンの仕上げで落ち着いた色合い。

正面の外壁には、シェアハウスのサインが大胆にデザインされています。

月を模したシルエットのなかに、「KOUGETSUSOU」の文字。

周囲の外壁と色合いをなじませた仕上げは、なんだかとても京都らしさを感じさせる、さりげない魅せ方。

門扉の手前に設けられた集合ポストは、容量も大きめ。

実は、撮影時(2014.4)は最後の仕上げ段階。現在は、玄関までのアプローチに植裁が施されているそうです。

玄関ドアは、格子状のデザインがどこか日本的。

それではさっそく内部へ足を進めます。

ドアを開けた先は、電球の色に照らされたあたたかな仕上がり。

モダンな装いながら、奥に見えるガラスの引き戸が和の趣きを感じさせます。

靴箱は、1部屋あたり扉1枚分。

高さがあり、なかなかのボリュームです。 ブーツやパンプスといった日常的な靴はもちろん、スノーボード用ブーツなど、自室では保管に困るアイテムもすんなり収めることができそう。

ルームサインは、三日月がモチーフ。

おなじものが、屋内の収納や、自室のスペースを表すサインとしても使われています。

土間をあがった先の引き違い戸は、オーナーさんの実家で使われていたものを転用したとのこと。

和風の建具ですが、さりげなくソフトクローズ機構になっていて、ゆっくりと静かに閉じます。左手の扉の奥は、水回り設備が集約されたスペース。

扉の上部に掲げられた墨書は、オーナーさんの友人が記念に書いてくれたものだそう。

墨=モノクロというイメージとは異なり、とても鮮やかな色彩。香月荘の和とモダンを表現する、シンボリックな掛け軸です。

リビングは、木と「い草」のいい匂いがするモダンな和空間。

ダイニング、床座、キッチンスペースの高さを変え、起伏に富んだ設計がユニークです。壁には、漆喰と似た調湿機能を備える素材が用いられています。

オーナーさんとしては「小さな頃から慣れ親しんだ木造住宅が、家としていちばんしっくりくる」とのこと。

ペンダントライトはお花のシルエット。

和のなかにフェミニンなインテリアが配され、かわいらしい雰囲気がほどよく漂っています。

そして空間の主役とも言える、縁無しの畳が敷かれた床座スペース。

ダイニングやキッチンより高い位置に設計され、見方によってはちょっとした舞台のよう。

ごろんと寝転がるも良し、ゆっくりと読書を楽しむも良し。

畳敷きの空間には、ソファやダイニングとは異なり、どこか格式を感じる瞬間があります。書にいそしんだり、お茶をたてたりと、たまには姿勢を正してみる過ごし方も良いかもしれません。

掃き出し窓を開け放てば、気持ちよい風の通り道が生まれます。

見上げると、藍色に塗られた開放的な吹き抜けが。

大きな窓が設けられ、自然光のやわらかな日差しがLDKに降り注ぎます。

入居者同士で肩を並べて料理を楽しむスタイルの、横に広がるI型のキッチン。

シンクは1台。グリル付きの3口ガスコンロが2台設置されています。

食器洗浄機は、パーティーなどのイベントのときに重宝しそう。

実は、節水にもなるそう。積極的に活用してみては?

キッチンの向かいには、作業台として使うことのできるワイドなカウンター。

お菓子やピザ、うどんなど、スペースを必要とする手の込んだ料理も気軽に楽しめます。

キッチンには、レストランを営むオーナーさんがプロの視点からセレクトした調理器具がずらり。

とはいえ業務用といった感じでもなく、暮らしになじみ扱いやすいアイテムを揃えたそうです。

もともと料理が好きな人はもちろん、これから料理を始めたい人にも暮らしてほしいという思いが込められています。

収納も兼ねたカウンターも、各部屋に扉1枚分のスペースが割り当てられています。

棚の高さは調整することができ、1.5Lボトルの調味料なども楽々収めることができます。

月1回程度のイベント開催も検討中とのこと。

コーヒーの美味しい淹れ方教室などのフードイベントからはじまり、ストレッチや苔玉ワークショップまでジャンルもさまざま。

着付けの仕方を学ぶイベントがあったら面白いかもしれませんね。美しく着こなした着物で、そのまま緑豊かな大徳寺へ。風情ある休日の散歩を楽しめそうです。

掃き出し窓を開けると、テラコッタ調のタイルが敷かれたテラスがお目見え。

まわりには塀が高く設けられ、外からの視線を気にすることなく、ゆっくりくつろぐことができます。

1Fの水まわりは玄関脇の部屋に集約。

左手のドアがバスルーム&シャワールーム。その隣の2つのドアがトイレです。

洗濯機の側面には専有部のサインマグネットが。

使用中であることを知らせるほか、順番待ちの札としても使用します。

洗面台の隣には深めのシンクを設置。

洗濯機で洗うのを躊躇してしまうようなデリケートな衣類は、ここで手洗いできます。

洗面道具やバスアイテムを保管できるスペースも備え付けられています。

屋内の各所に収納が設けられているのは、何かと便利です。

トイレは、マルチストライプのカラフルな空間。

ウォシュレット付きです。

こちらは共用の脱衣室。

右手の2室がシャワールーム、左手の1室がバスルームです。

脱衣室が共用なのは、オープンな設計と感じる人もいるはず。ぜひ一度現地で確認を。とはいえスペース自体は広く、動作面ではそれほどストレスを感じることはなさそうです。

ウッド調のバスルームはしっかりとしたサイズ。

1日の終わりにゆっくりと足を伸ばして、あたたまる。

さっと済ませたい人には、シャワールームがぴったり。

室内は棚付き。シャンプーなどのボトルを置くことができます。

上のフロアに続く階段は、リビング手前の廊下の先にあります。

まずは一気に3Fへ。

階段を上り切ると、共用のロフトスペースが姿を現します。

柔らかな起毛素材のラグも心地よく、寝転んだり、腰掛けて過ごすにはぴったり。

こちらにはプロジェクターを設置。シアタールームとして使うなら、低めの天井でも問題なさそうです。

よく見ると、マッサージ機能付きのクッションが置かれていました。

「ながらマッサージ」に、もってこい。

専有部は2Fにまとまっています。

階段の途中に設置されたブラケットは、レトロなステンドグラス製。

空間のテイストが、和から洋に変わる瞬間です。

廊下の突き当りは、リビングの吹き抜けにつながる間取り。

2Fの廊下にいても、リビングのにぎやかな雰囲気が伝わってきます。

吹き抜けの開放感もさることながら、どこにいても人の気配の届く一体感が心地いい。

廊下には、大きな鏡が設置されています。

お出かけ前の身だしなみチェックは、こちらで。

それでは最後に専有部を順に見ていきます。

まずは201号室。

広さは7.3畳。どの部屋もほぼおなじ素直な正方形の間取りで、家具の配置にもあまり悩むことはなさそうです。

アクセントとして効かせた壁紙は部屋ごとに異なり、ルームサインのカラーとリンク。

専有部のテーマカラーと窓向きが、部屋を選ぶ大きな基準になりそうです。

クローゼットタイプの収納は、なかなかのボリューム。

コートやシャツなど、オールシーズンの洋服が収まりそうです。衣替えをきちんとおこなえば、さらにすっきり。

コンパクトなベランダも備え付け。

物干しに便利そうですが、器具は自分で用意する必要があります。

202号室の壁紙は、ブルートーンのストライプ。

どちらかというと、メンズ寄りのシックな趣きでしょうか。

照明は暖色、昼白色、寒色に切り替えられます。

一転して、205号室はかわいらしいフェミニンな印象。

天井部までピンクの壁紙が施されているため、色合いのインパクトはぐっと強め。

窓枠の縁には、ピンチハンガーなどを掛けられる金具が取り付けられています。

耐荷重があるため量は限られますが、室内干しも可能です。

206号室はイエロー。

角部屋で、窓の代わりに扉からベランダに出ます。

ルーバー状の扉は、羽の向きを変えて風通しを調節することができます。

必要であれば、備品として高反発マットレスを選ぶことが可能。

多少硬く感じる人もいるようですが、低反発に比べ睡眠中の体への負担は軽減されるそうです。

最寄り駅は、京都市営地下鉄烏丸線北大路駅

四条駅京都駅まではそれぞれ直通で9分、13分です。

京都はバス路線も発達しているため、メインの足はそちらになるでしょうか。最寄りのバス停は徒歩3分のところにある「大徳寺前」。 そのまま京都駅、二条駅、千本今出川、四条大宮などへアクセスできます。

シェアハウス近くには、オーナーさんが経営するスパゲッティ屋さんも。

パスタではなく、あくまでスパゲッティ。たらこや味噌をつかった和風ソースが売りとのこと。

周辺は静かな住宅街で、スーパーやコンビニも5分圏内と日常的な買い物にも便利な環境。都心へのアクセス性と住環境のバランスがほどよく整ったエリアです。

茶の湯(茶道)文化とも縁の深い大徳寺も、歩いてすぐ。

緑も豊かで、天気の良い日には心地よいゆるやかな時間が流れています。

着物姿で番傘片手に、京都の仏閣巡り。

日常的に着物を着こなす大人の女性は、やはりカッコイイなあと思います。

シェアハウスを運営管理するのは、TSUKIカンパニーさん。

先祖代々の土地を生かしたいという気持ちから、シェアハウスの運営を思い立ったとのこと。

入居者の暮らしやすさを熟慮して、空間設計には自ら携わったそうです。本業はレストランのオーナーということで、プロ視点でこだわったキッチン設備も見どころです。

自宅が近くにあるということで、連絡も取りやすいのではないでしょうか。入居者の意見をしっかり聞きながら、一緒に家を作り上げていきたい、とのことです。京都らしい、やわらかな物腰が印象的です。

お問合せはコチラからお早めにどうぞ。

お茶会に欠かせないものと言えば、お茶うけ。

和菓子の聖地とも言われる京都では、様々な逸品を味わう楽しみが醍醐味になりそうです。

(ソン)

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