1×LDK
家賃を下げて入居者を募るのではなく、新しい設備を入れ替えるのではなく、付加価値のある修繕を施し、時が経つほどに、『住まいへの愛着』が湧いてくるワンルームをつくれないだろうか。広さだけが暮らしの豊かさや心地よさを決める物差しでしょうか?
「家」というハード面、「暮し方」というソフト面。両者は密接な関係だけど、ハードありきのソフトという考え方ではなく、すなわち人が住んでこその「住まい」。ソフトからハードを変えていく発想をカタチにしました。
個性的な「1R」と共有スペースの「LDK」
プライベートとコミュニケーションの心地いいバランス

テーマは 「カフェスタイルダイニング」
2部屋に区切られた壁を取り壊して、1部屋のLDKにリノベーション! 入居者間のコミュニケーションスペースに用途を変更しました。急な来客にも対応できるシェアルーム(共用リビング)は、ゆったり寛げるよう靴を脱いで使います。

キッチンは「料理をする場所」でもあり「コミュニケーションの場」でもあります
広々としたロングIHキッチンは調理作業がスムーズに進むようにシンクを2箇所設置しました。各部屋にキッチンはありますが、こちらのIHキッチンも利用して頂けます。
京都女子大学の学生さんに
「お部屋づくりのデザイン」を提案してもらいました

改装途中の様子
部屋ごとに2-3名のチームに分かれ、壁・床・天井・照明・家具等の仕様やアイデアを出し合って、実際に施工までを行いました。一緒に作業をする時もあれば、授業の関係で1人で作業する時もありました。壁に漆喰を塗ったり未経験で慣れない作業ばかりでしたが、入居者さんには好評の仕上がりとなりました。

納期の厳守は社会人への第一歩
作業に少しお疲れの後ろ姿ですが、鍵の返却期限は確定しています。その日までに改装作業を終了して頂けるよう、最初に計画表を提出して作業に臨んで頂きました。

家具の設置は大工さんと協力して
学生さん達では難しい作業は、大工さんと協力して行いました。時にはプロに任せることも大切です。

オシャレは足下から
307号室の玄関には、高さ調節ができる棚を用意しました。棚の位置を変えればブーツもミュールも無駄なく置くことができ、最大10足まで対応できます。

飾れる収納スペースが特徴的
308号室はL字型の棚を4つランダムに設置することで、ディスプレイの個性が生まれます。もちろん吊り棚やクローゼットも使えるので、収納スペースは豊富!

完成した部屋で記念撮影
改修が終了し、家具を無事に設置した部屋にて記念撮影。みんな、ほっとしています。
改修が全て終わったら、
ハチセオリジナル!京風おでんで懇親会

懇親会の準備中
平成24年3月末、改修終了後すぐに満室になったシェア/L/D/Kにて、入居者の方々との懇親会を、シェアルーム(共用のリビング)で開催しました。経理の橋本が、ハチセオリジナル京風おでんを他府県の入居者の方々に振る舞いました。

懇親会の様子
プランを提案した京都女子大学の先生・学生さん達と、入居者さんの顔合わせも兼ねて開催した懇親会。改装の苦労話やゲームで盛り上がりました。
一般的には人と顔を合わせることの少ないワンルーム! コーポイチハラは少し違います! ワンルームマンションとシェアの要素をミックスしたタイプになります。
プライバシーが確保されたワンルームを一人で借りて住むスタイルで、キッチン・浴室・トイレ等の水廻り設備があります。シェアルームには、ワンルームにはない、IHヒーターや各種家電製品・大型TV・家具など、憩いの場として利用して頂けます。
ワンルームにかけている、居住者の方々の共用の場として、友達と手のこんだ料理をつくりたい時、シェアの仲間と一緒に映画を見たり、ワイワイ楽しみたい時に利用して頂きたいと思います。
お問合せ
クリップ
お問合せ
クリップ