MORIGAMAE APARTMENT

ID : 1982
シェアハウス探検隊

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小さな通りの小さなアトリエ

MORIGAMAE APARTMENT

2015/08/04

交差点の<気になる>アトリエで暮らす。

街を歩いていると、気になるお店を見つけることがあるものです。

楽しそう、美味しそう、面白そうなど、<気になりかた>は様々ですが、個人的に一番<気になる>のは、「なんのお店なのか分からないけど、なんだか気になる」ではないかと思います。

眠っている冒険心が刺激されるのでしょうか。

曲がり角に沿うように並ぶ黒い格子窓。

小さな交差点に現れた「MORIGAMAE APARTMENT」は、きっと近くに住んでいる人たちにとって、今、ずいぶん<気になる>存在だと思います。

「なんだか素敵だけど、カフェや雑貨屋さんではないみたいだし…」

「ああ、あれはね…」

なんて、夕食の会話が聞こえてきそうです。

気になる窓の内側は、小さなアトリエ。

「暮らす・つくる・見せるができる、小さな研究所」という見立てのもと、入居者さんが何か作品をつくるためのアトリエのほか、展示を行うギャラリーとしても使える空間です。

展示中は入居者さん以外の人が立ち寄るのもOKとのことですが、きっと、制作に打ち込む普段の姿も絵になるはず。

あまり目にすることのない、様々なクリエイターの制作風景。

窓越しに、やっぱり気になってしまいそう。

京都の街ではあるものの、いわゆる碁盤の目ではなく、小さな路地の多いやや入り組んだエリア。

一軒家のならぶ区画の角地に、壁のようにそびえたつ変わった形の建物が、「MORIGAMAE APARTMENT」です。

目の前の通りは、近所の中学生の通学路。

登下校時など、すこしだけ賑やかになる時間帯もありますが、基本的に静かな住宅地。近所の愛犬家さんたちの散歩コースとしても使われているようです。

赤茶のタイルで覆われた外壁の一角、渋い板張りの部分が玄関です。

ひっそりと佇む隠れ家バーのようなエントランス。ずいぶん男性的なテイストにも見えます。

郵便ポストは各部屋ごとに設けられていて、ダイヤルキー付き。

最近は、大型物件でなくても各部屋ごとに独立した郵便ポストが設置されることが増えてきました。プライバシーを大切にする意味では、ポジティブな変化だと思います。

玄関ドアを開けて先へ進むと、今度は白のタイルがお出迎え。

頭上の開放感に顔を上げると、天井まで続く吹き抜け。

壁一面を覆う凹凸のある縦型タイルは、ほんのりバブルを思わせます。

外から見た玄関まわりのテイストに比べ、内側は割とさっぱりテイスト。

シンプルな箱型の靴箱は、ひとり1段分を使えます。それぞれ収納できるのは4足ほどでしょうか。収納できない靴は、自室で管理します。

そのまま奥へ向かうと、廊下の突き当たりに、やわらかいトーンでまとまったリビング。

裸足でも心地良い無垢の床材に、春の新芽のような優しい緑の壁。暑い季節は爽やかに、肌寒い季節はあたたかい気持ちで過ごせそう。

右手のリビング側は、小上がりのように左手のキッチン側よりも1段上がっています。

色合いと低いテーブルのせいか、畳敷きのスペースに見えますが、床は緑のカーペット。

床に座ってくつろぐことを前提に設計されたため、テーブルもオーダーで作らたオリジナルです。

全員でも囲める大きなテーブルは、実はコタツにもなる優れモノ。冬場にコタツでぬくぬくと鍋パーティーを繰り広げる光景が浮かんできます。

キッチン側には、造作の収納棚が。

収納棚は、食事中に取り皿が必要になってもパッと手に取れる高さ(低さ?)です。共用のお皿やコップの他、部屋ごとに食材を収納するスペースとしても使われます。

自分の棚に、簡単なケースを置いておくと重宝しそう。調味料などは、取っ手が付いたケースに入れるのが持ち運びに便利です。

シンクと2口のIHヒーターは2セットずつ、向かい合わせで設置されています。

自炊派の方が多くても、2つのキッチンでスムーズに生活できそう。

シンクはすこしコンパクトなタイプ。

とはいえ、ひとり分の食器を洗うには充分なサイズだと思います。ご安心を。

キッチンに加え、リビングにはもうひとつ空間がつながっています。

通り側の一角が、入居者さんの使えるアトリエスペース。

黒い窓枠が海外のアパートメントを思わせます。日当たりがよく天井も高いので、長時間の制作作業でも気持ちのよい場所だと思います。

使い方のルールについては、利用したい入居者さんと相談しながら決めていくそうですが、事前予約制を想定しているとのこと。「他の入居者さんにもキチンと周知をして使ってもらいたい」と事業者さん。

アトリエのコンセプトは、「暮らすと作ると見せるができる小さな研究所」。

作品をつくる作業場所としてはもちろんのこと、作品を見せるギャラリーとして、外からお客さんを呼ぶのもOKだそう。

そんなときは、リビングとの間にある引き戸をカラカラと閉めます。

こんな感じで、生活スペースとはキチンと区切って使うことができます。

もちろん鍵が掛けられるようになっていて、開閉ができるのは入居者さんのみ。普段も、一部の扉を閉めて使っていることのほうが多いとか。

外から改めてアトリエを見てみると、なかなか目を引きます。シェアハウスと知らず建物の目の前を通ったら「お店かな?」と、つい覗いてしまいそう。

道を歩く人と同じ視線の高さですから、作業中に外からの目が気になる方もいるかもしれません。

でも、逆に考えれば、通りすがりの人にも興味を持ってもらえる可能性が高いはず。「ずっと気になっていたんですよね」と展示会に足を運んでくれる人もいるかもしれません。

躯体そのままに仕上げた天井と裸電球は、アトリエのイメージにぴったり。

リビングやキッチンのほか、水まわりなどの共用部も1階に。

バスルーム、洗面、ランドリーは、ひとつのスペースに集まっています。

部屋ごとに設けられた収納棚には、バスグッズや洗顔セット、洗濯用洗剤などを置いておきます。

3つ並んだバスルームのうち、2つはシャワールーム。

夏場やサッと済ませたいときは、シャワーで充分という女性も増えてきているのかもしれません。

リラックスしたいときは、バスタブへどうぞ。

それなりにコンパクトですが、小さくても湯船に浸かれるのはいいですよね。

ちなみに、脱衣スペースはカーテンで仕切るタイプです。

この辺りは好みが分かれそうですから、気になる方は現地で確認しておいた方が良いかもしません。

壁一面がモザイクタイルに覆われたトイレ。これだけの面積が、すべてタイルというのも珍しいです。

なんだかデジタルっぽさを感じますが、中に入ってみると意外と落ち着くのが不思議。

それでは、専有部のある2階を見ていきます。

階段にはカーペットが敷かれていて、夜でも足音を吸収してくれます。

小さなことですが、毎日の暮らしでは意外と影響があるもの。生活スタイルが多少違っても、お互いに気を遣わずに過ごせると思います。

2階と3階の間取りはおおよそ同じで、それぞれ4室の部屋が設けられています。

廊下の突き当たりには道路に面した大きな窓があり、昼間は明るくてやわらかな空間です。窓にはロールカーテンも付いているため、入居者さんのお好みで開放感とプライバシーのバランスを考えてみると良いと思います。

各フロアにはテーマカラーが決められています。

2階は、部屋のドアがやさしい「緑」に塗られています。

ではさっそく、201号室を見ていきます。

レトロなデザインの丸っこいドアノブをカチャリと回して、ドアを開きます。

中に入ってみると、なんだかいつもとちょっとだけ違う景色。

大きな机がふたつ…?

聞けば、こちらのテーブルに見えるもの、ひとつはベッドなのだとか。うーん、大胆!

もちろんオリジナルの造作家具。机としても使えるように…というよりは、下にたくさん荷物が置けるようにと、この高さにしたそうです。

確かに、ダンボール3つくらいは重ねて入りそう。

実は事業者さんは「もしかしたらベッドとしては使われないのでは…?」と心配しているそうですが、意外と入居者さんたちはこの珍しいベッドを活用して楽しんでいるとか。

ベッドの端に腰掛けて足がブラブラできるのも、面白いですね。寝相の悪い人は、なにか工夫が必要になりそうですが。

本物のテーブルは窓際に。

パソコンやデスクライトがすぐに使えるように、コンセントが設置されています。

モノづくりをテーマにしているだけあって、資料や紙をたくさん広げられる広々サイズなのも嬉しいところ。

さらに、壁のパンチングボードの部分はDIYもOK!

棚やフックを取り付けたり、コルクボード代わりに写真やカード、テキスタイルを飾ってみるのも楽しそうです。

気軽に模様替えができて、飽きないのが良いですね。

続いて202号室。

テーマカラーは引き続き緑ですが、同じフロアでの部屋ごとに少しずつ違う色味の緑が使われています。こちらは黄色が強いカーキ色。

2面窓で、日当たり抜群。夏場はクーラーが活躍しそうです。

部屋の照明はレールのみが用意され、自分の好きなシェードランプを取り付けるスタイル。

昼間はこれだけの明るさですから、思い切って夜の雰囲気を重視した照明の選び方をしてみるのもアリかもしれません。

リラックスできる落ち着いたムードの照明か、夜もしっかり手元を照らしてくれる実用派か。照明は比較的安く手に入りますから、色々と試してみるのも良さそうです。

さて、実は壁も自分の好きな色で塗装することができます。

実際に塗装すると、かなり部屋の印象が変わりそうです。

と、いうことで実際に一面塗ってみた部屋が、203号室。

濃い色に塗装するのはなかなか勇気がいるかもしれませんが、グッと引き締まって格好良いです。

変形の間取りで、横に長く複雑な形のテーブルが作り付け。パソコンスペース、作業用、ドレッサーと、用途を分けても使えそうです。

ベッドには、小さなハシゴ付き。

頭がぼんやりしている朝は、ちょっとだけ注意が必要です。

3階のテーマカラーは空色。海外の子供部屋を思わせる、キレイな発色のドアが並びます。

トイレのインパクトは、なかなかのもの。

空なのか水中なのか、というほどのブルーに囲まれます。下のフロアのトイレよりも、さらにパワーアップしている気が。

この振り切り具合、嫌いじゃありません。

廊下の突き当たりには、共用の収納が。

入居者さんが自由に使えるそう。季節ものの家電やスーツケースなど、使う頻度の低いものをしまっておくと便利だと思います。

部屋の外に収納があると、部屋の中がスッキリして良いですね。

302号室は、横に長い作業テーブルが特徴の部屋。

手を動かしてものを作りたい方向けかも。テーブルの脚の位置も、少し余裕が取られていて使いやすそうです。

どの部屋も同じですが、収納はないため、自分で用意する必要があります。

買ったり、作ったりしながら、使いやすい配置を試行錯誤していく感じでしょうか。

引越し後、しばらくは部屋づくりに没頭する方も多いかもしれませんね。

最後に、屋上を見ていきます。

背の高い建物が少ない、京都の住宅地らしい景色が広がります。

あまり高い建物でなくても、空が広く近く感じる。京都ならではの屋上の醍醐味と言えそうです。

もうひとつの醍醐味といえば、五山の送り火が見えること。

当日は、ドリンクを片手に屋上に集合でしょうか。

ここは大人女子、しっとり静かに楽しみたいところ。

最寄り駅は叡山本線茶山駅

京都駅に出るなら、隣の出町柳駅で乗り換えて30分ほど。ただ、駅までは徒歩17分と少し距離があるため、自転車か市バスを使う方が便利な立地です。

市バスなら、北大路通の「高木町」と下鴨本通の「一本松」の停留所に、京都駅方面行きのバスが停まります。

それぞれ徒歩5分ほどの距離ですから、天気の悪い日はこちらが良いかも。

鴨川までは徒歩3分。

繁華街のように観光客で賑わうこともなく、のんびりした風景が楽しめます。夏なら川沿いの早朝散歩もオススメ。

MORIGAMAE APARTMENT」を運営しているのは、「株式会社HLC」さん。

古いビルを専門に、リノベーションの企画を行うデザイン会社さん。今回がはじめてのシェアハウス運営です。

賃貸物件やオフィスの改装をする事業のほか、築50年を超えるビルを再生し、シェアアトリエなどを運営。「MORIGAMAE APARTMENT」のアトリエも、そのアイデアを取り入れたものだとか。

日常の管理や案内を担当するのは、入居者さんと同年代の女性の方。東京でシェアハウスの企画・運営の経験を積み、故郷の京都にUターンした経歴を持ちます。運営経験も長いですし、地元の方と、外から引越してくる方の両方の視点を持っている分、頼りがいがあると思います。

アトリエにピンときた方、趣味に没頭できる場所が欲しい方、鴨川の近くでシンプルに暮らしたい方。お問合せはコチラからどうぞ。

制作中、通りを歩くご近所さんとふと目が合って、窓越しにそっと会釈。

そんな風景が、ふわっと目に浮かぶ住まいです。

(テルヤ)

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