シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
お気に入りはショートケーキ。
ケーキ屋さんから漂う、甘い香り。
いくつになっても、ワクワクさせられてしまいます。
誕生日、クリスマス、記念日。
お祝いの主役として、ケーキはいつだって幸福な思い出とセットになって運ばれてくるもの。
なかでも、やっぱり目を惹くのは真っ赤ないちごのショートケーキ。なんでも日本発祥のお菓子ともいわれているとか、いないとか。
実は今回のシェアハウス、1階に運営事業者さんの営むケーキ屋さんがあるんです。
商店街の先にひっそりと佇みながら、10年以上も愛され続けているお店です。
「今日は、誰にケーキを贈るんだろう」
お店から出てくる人の表情を見ながら、楽しい妄想が膨らみそう。
シェアハウス名の「REVE」はフランス語。日本語では「夢」と訳します。
ケーキ屋さんになりたい。
小学生時代に思い描いていた夢に、ちょっぴり近づくことができそうです。
あたたかな日差しが降り注ぐ、池田駅。
阪急宝塚本線の沿線には、どこか品があり、緩やかに時間の流れる街が多いと思っています。
駅前のスターバックスでは、ご年配の方が他愛のない会話をしている姿が。ぽかぽかとした陽気のお陰か、温かな笑顔の人が多い気がします。
横断歩道を渡った先に見えてくるのは、奥まで続く商店街。
ローカルな店が立ち並ぶサカエマチ1番街は、天井から明るい光が差し込みます。アーケードはゆったりとした幅があり、シルバーカーを押しながらのんびり歩く人の姿を見かけました。
商店街を抜けた先に見えてくるのが、今回お目当ての「シェアハウス REVE」です。
真っ白な外壁と朱色のオーニングがショートケーキを想起させます。
右手には「本日のおすすめ」と書かれた、立て看板が。
シェアハウスの入り口は、看板脇の細い階段です。
インターホンは白い鉢植えの植物で隠れています。
見落としやすいですから、来客がある場合は事前に場所を教えておくのが良さそうです。
階段を登ると、右手には集合ポスト。
部屋ごとに、ひとつずつ用意されています。
ポストの上にはシェアハウスのサイン。
運営事業者さんは、フランスの洋菓子店でパティシエとして修行をしていたことがあるんだとか。シェアハウス名にフランス語を使っているのも、耳馴染みがあるからなのかもしれません。
階段の先には、大きな玄関ドア。
玄関には防犯カメラが設置されています。セキュリティ面が気になる人も、安心です。
玄関はツーロック。
おなじタイプのものが、上下に設置されています。
見た目よりの軽いドアを手前に引き、建物の中へ進みます。
焼き立てのケーキの香りが、ほのかに漂う玄関。正面の白いドアの先は、ケーキ屋さんの倉庫なんだそうです。
2階のリビングやトイレはスタッフさんと共同。休憩中に利用する際は、白いドアから出入りをするそうです。
玄関の壁には、ゴミ収集日の書かれたポスターが貼られています。
出かける前にチェックをすれば、出し忘れも減りそうです。
靴箱は、天井まで届くゆったりサイズ。
5人で使うには贅沢な容量。ひとり1段以上使うことができ、長めのブーツ類は下段に収納できます。
靴を脱いで、細い廊下を奥へと進みます。
2階まではケーキ屋のスタッフさんと共用。
入居者さん専用のリビングは、この階段を登って4階です。
大きな窓から、暖かな光の差し込むリビング。
もともと、運営事業者さんがご家族で住んでいた家なんだとか。
5人で住むには贅沢な広さの空間には、入居者全員が揃っても過ごしやすいように3種類のソファが用意されています。
オフホワイトの合皮のソファは、横になってもTVを眺めることができる場所に。
TVから正面のソファに座ってみると、こんな感じ。
もうすこし近くで見たい人は、ひとり掛けのソファを手前に移動するのが良さそうです。
テレビ台はCAVのオーディオラック。
7個のスピーカーが内蔵されていて、迫力のあるサウンドが楽しめるんだとか。
とはいえ、シェアハウスで映画鑑賞やスポーツ観戦を楽しむ際は音量を上げすぎないようにご注意を。
ソファには、もうひとつ仕掛けが。
リモコンを操作すると、リクライニングソファとしても利用できます。
疲れている日に横になったら、居心地が良くて動けなくなってしまいそうです。
ゆったりと感じられるリビングの秘密は、高さのある天井。
リビングの天井を見上げると、シーリングライトとペンダントライトが施されています。
一見キャンディのようにも見える四角い照明。コードが短めで、2箇所に吊るされていても圧迫感がありません。
ローソファの背面には、アンティークな飾り棚が。
扉を開けると、中には本が収納されています。
運営事業者さんの、料理の本が収納されています。
美味しいお菓子の並んだページを見ていると、なんだかお腹が空いてきます。
右手には水槽がひとつ。
でも、現在は魚はいないそう。アクアリウムをインテリアとして楽しむ人も増えているそうですが、ぜひ!という方は飼育の目処も考えて相談してみては。
飾り棚の対面にある大きな窓の先は、バルコニー。
物干し場として利用することができます。
目の前の細長い煙突の建物は、日本酒を製造している酒蔵。昼間は甘酒のような香りが辺りに充満し、4階のバルコニーからも、ほんのりと感じられます。
シェアハウスの周辺は高さのある建物がなく、見晴らしは良好。
大広寺や奥まで続く山々を眺めながらぼんやりと過ごす時間は、気持ちがいいものです。
2階のリビングは、ケーキ屋さんのスタッフの皆さんと共用です。
もちろん、入居者さんは2階と4階のどちらでも過ごすことができます。
でも、こういうことは最初が肝心。はやめに仲良くなってしまうのが良いと思います。
2階のリビングは、4階と比べて半分ほどの広さです。小さな部屋が落ち着く人は、こちらがしっくりくるかもしれません。
TVはDVDプレーヤー付き。
映画鑑賞も、問題なく楽しむことができます。
ダイニングテーブルも、休憩中のスタッフさんは利用するそうです。
人の集まりやすい時間帯は、壁側に置かれたスツールやカウンターテーブルも使う機会がある…かも。
実は、ちょっとしたモノを置く場所になってしまう気がしてならないのは、秘密です。
ダイニングテーブルの奥はキッチン。
対面式のキッチンは、入居者さんとケーキ屋さんのスタッフの皆さんと共用で使うスペースです。
シンクはひとつだけですが、しっかりと大きめのサイズ。
カウンター越しにリビング(ダイニング)の様子を眺めることができます。
IHクッキングヒーターは3口。
壁はタイルになっていますから、パスタのソースが飛び散ってしまっても拭き取りが手軽です。
作業台には、調味料入れがずらり。
家庭的で使いやすい、親指で押すと蓋が上がるタイプの容器。部屋ごとにふたつずつ用意されています。
対面には冷蔵庫が2台。
入居者さんが使用できるのは、クリーム色のもの。シルバーの冷蔵庫は、ケーキに使用する材料類が保管されています。
奥には、たっぷりと食器が収納できる食器棚。
オーブンレンジ、炊飯器、トースター、ブレンダーは手の届く高さの位置に。冷蔵庫の影からはみ出して見える大きなミトンは、手を入れるグローブタイプです。
戸棚のなかは収納スペース。
浅めと深めのケースが、ひとつずつ用意されています。
背丈の低い人でも取り出しやすいように、折りたたみ式の脚立も用意されていました。
ケーキ屋さんのスタッフの皆さんと共用の、2階のトイレ。
いたってシンプルなつくり。
3階にも同じタイプの女性専用トイレが設置されていますから、男性の利用が気になる人はそちらを使用するのが良さそう。
右手のドアは水まわり設備。
洗面台、ドラム式洗濯乾燥機、バスルームが縦に並んでいます。
頻繁に使うものは、ラック上の収納ボックスに。
容量のある無印良品のボックスは、水に濡れてもOK。シャンプーやボディソープも、すっぽりと収納できます。
バスルームは奥行きのあるタイプ。
ちょっぴりレトロなバスタブは、追い焚き機能付き。疲れて帰ってきた日こそ、肩まで浸かって体を温めたいものです。
水まわり設備の奥に設けられた勝手口の先は、物干し場。
運営事業者さんのものと思われる、車のタイヤが保管されています。
窓越しには、大きな桜の木が。
春には満開の桜を眺めることができる、秘密のスポット。洗濯物を干しながらぼんやりと眺めるのも、気持ちが良さそうです。
では、お待ちかねの専有部を見ていきます。
まずは3階から。
301号室の鍵はナンバー式。
番号を忘れてしまわないように、スマートフォンにメモしておくのが良さそうです。
間取りは少しずつ異なるものの、洋室の場合は備品や設備はおおよそ同じ。
デスクやイスも備え付けですから、寝具だけ用意すればすぐに生活ができます。
女性らしいピンクの壁紙に合わせて、カーテンも華やかな花柄です。
クローゼットは、ドアのすぐそばに。
コートをさっと掛けることができる間取りは、部屋が散らかりにくくなりそうです。
ハンガーに掛けられない衣類や小物は、ベッド下の引き出しへ。
ものが少ない人であれば収まりそうですが、心配な人はカラーボックスなどを用意すると良さそう。
302号室は引き戸タイプ。
当然ですが、しっかり鍵を使用して室内に入ります。
足元はフローリングに張り替えられていますが、所々に和室として使われていたころの名残が。
かつては床の間として利用されていた場所には、デスクとイスを設置。
デスクライトが設置できるよう、近くにコンセントが用意されています。
軽くてコンパクトですから、好みの場所に移動してしまっても良さそうです。
6畳の空間には収納もたっぷりと用意されていて、かなり広く感じられます。
収納は2箇所。旅行用のキャリーケースも、すっぽりと収まる大きさです。
窓の先はベランダ。
洗濯物は、人目を気にせず干したい人も多いはず。屋根付きで雨が当たらないのも、嬉しいポイントです。
401号室の壁紙は鮮やかなイエロー。
部屋ごとに、異なるアクセントクロスが施されています。
こちらの部屋は、あえてベッドが設置されていません。
ひとり暮らしをしていてお気に入りのベッドを持っているなら、ちょうど良い部屋です。
この部屋の魅力は、窓越しの景色だと思います。
目の前は、車通りが少なく日当たりの良い通り。
ケーキを買いに来る常連のお客さんをみつけることのできる、特等席です。
急行で宝塚まで14分、梅田まで20分。梅田で乗り換えれば心斎橋まで34分、なんばまで36分。
蛍池で乗り換えれば大阪空港まで14分でアクセスでき、出張の多い人にも便利な立地です。
高架下の阪急池田ブランマルシェには、飲食店、ドラッグストア、クリーニング店が集結。
駅前にはダイエーやTUTAYAの入ったビルもあり、買い物袋を片手に出歩く主婦や、学生の姿を見かけました。
阪急電鉄の最古の駅のひとつとも言われている池田駅は、NHKの朝の連続テレビ小説「てるてる家族」の街としても有名です。
特に話題となったのが、池田栄町商店街。
サカエマチ1番街・サカエマチ2番街と、五月山まで続く大通り。
広い歩道沿いには、たこ焼き屋やパン屋などちいさな個人商店が立ち並び、昭和の懐かしさが漂います。
商店街をふらりと歩いていると、ベンチには樽を叩く動物の銅像が。
商店街の旗にも描かれているこのキャラクターは、ウォンバット。
池田市の五月山動物園はウォンバットの繁殖に力を入れているらしく、街のいたるところで銅像を発見することができます。
ユニークな銅像を見ると、本物はどんな動物なのか気になって仕方がなくなりそう。
シェアハウスの運営管理は、シェアハウス REVEさん。
ご夫婦で、今回はじめてシェアハウスの運営に挑戦しています。
1階は、自分たちで営むケーキ屋さん。フランスで修行をした後、この街でパティシエとしてお店をオープンしたそうです。
この日も、店番をしながらお話をしてくれました。
店の前には「今日のおすすめ」と書かれた看板が立てかけられています。
画用紙や写真を切り貼りして手作りしたボードには、ケーキの写真ひとつひとつ手書きのメッセージが添えられていました。
最近はパソコンで作成されたチラシが多いですが、そんな温かみのあるお店の雰囲気が、ゆるやかな街の空気にとても似合っていると思いました。
まるでケーキ屋さんの一員になってしまったように感じてしまう、温かい暮らし…が、ぜひ生まれて欲しいもの。
お問合せは、コチラからどうぞ。
今日は、うちのケーキを買って友人の家に遊びにいこうかな。
幸せの妄想が膨らむ、そんな暮らしも楽しそうです。
(タンノ)
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