シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
お気に入りの場所を見つける楽しみ。
「Share Apartment 神戸須磨」は、関西エリアではまだすくない、一棟まるごとのシェアハウスです。
かつてはグループホームだった、5階建て+屋上の建物。ゆったりとした作りを活かし、各フロアに特徴的な共用部を設けています。
なかでも一番の主役は、「メガキッチン」と呼ばれる大きな大きなキッチン。
テーブルを兼ねることもできるキッチンには、料理をもっと好きにさせる力がある気がします。
ライブラリースペース、畳スペース、屋外ソファなど見どころはたくさん。
一棟まるごと、長い探検になりそうです。
周辺は戸建住宅やアパートの多い住宅街。交通量もすくなく、のんびりとした雰囲気が漂います。
角地に建つオレンジ色の建物まるごと一棟が、「Share Apartment 神戸須磨」。
なにより目を引くのは、角のないゆるやかな曲線。
聞けば、かつてはグループホームとして使われていたそう。当初から、やわらかいイメージを出すために設計されたのかもしれません。
ピロティ形式の建物で、1階は駐車場。大きなオレンジ色のかたまりが、フワリと浮かんだように見えます。
玄関は通りに面したガラス戸。
一本脚と三角屋根のかわいい郵便受けは、使われていないそう。
入居者さん用の郵便受けはガラス戸の左手、駐車場側に設置されています。
18人の規模にしては、ひとつひとつの郵便受けが大きめ。長期の旅行へ行っても、郵便があふれる心配はなさそうです。
玄関の鍵はオートロック。
カバーをスライドさせると、ボタンが出てくる仕組み。ピピッと押して内部へ進みます。
1階は、階段とエレベーターにつながる廊下のみの、コンパクトな空間。
インパクトのあるフローリング調の壁紙が、大きな面積で使われています。
土間は小さな三角形。
決して広くはないものの、靴は出しっぱなしにしないルールですから、さほど気にならないと思います。
ロッカータイプの靴箱は、部屋ごとに扉1枚分使えます。
中板で仕切られていますから、上段はスリッパ、下段は靴を収納する方が多いでしょうか。
上階へのアクセス方法は、エレベーターか階段。
ただ、エレベーターは4階止まり。4階から上へ向かうには、階段を使います。
まずはリビングのある4階へ。
エレベーター前の廊下は、遠目からだと唐草(からくさ)模様にも見える、植物柄。フロアごとに壁紙を変えているそうです。
各フロアには、部屋ごとに1段使える収納棚が設けられています。
バスグッズを、ボックスにまとめて置いておくと便利でしょうか。
手前にキッチン、奥にラウンジ。
明確な仕切りはなく、ゆるやかに空間の役割が分かれています。
若草色の壁紙と、窓からたっぷりと入ってくる光が、やわらかい雰囲気を作るラウンジ。
カウンターテーブルやハイチェアなど、すこし高さのある家具が並びます。
入居者同士のホームパーティーで、立食でも使えるようにと考えての選択だそう。
ダイニングテーブルでハイチェア。
あまり馴染みがないかもしれませんが、背もたれ付きなら、意外と違和感なく使えます。
壁紙と似た若草色と白色、2色のクッションが並びます。
壁際のカウンター席は、食事よりも仕事向けでしょうか。
頭を使う仕事をする日は、目の前が壁の席を選びます。視界に動くものが入らず、グッと集中できる気がするのです。
カウンターテーブルをそっと照らす、シルバーとブロンドのランプシェード。
シンプルで無駄のないデザイン。やわらかい空間によく映えます。
窓際には、ソファも置かれる予定だそう。
のんびり過ごしたいならソファ、食事や仕事はハイチェアと使い分けるといいかもしれません。
ソファの置いてある場所の目の前には、テレビ。
角度を調整すれば、ダイニングテーブルからも見ることができます。
テレビの置いてある棚は、部屋ごとに1区画ずつ使えるそう。
お気に入りの本を数冊並べておけば、ちょっとした話のキッカケになるかも。
続いてキッチンを見ていきます。
「メガキッチン」と呼ばれる、大きな大きな作業台。横幅はなんと4メートル!
通常の工事なら、別の場所で塗装やある程度の組み立てを済ませてから、室内に搬入するのが一般的な流れ。
今回は、台が大きすぎて搬入が難しく、職人さんたちがすべてこの場で作業をしたそうです。
長辺の両側からキッチンを挟んで使えるよう、ひとつのシンクにふたつの水栓が取り付けられています。
天板の仕上げは、モルタルに似た質感に仕上がる左官材「モールテックス」。
黒いキッチン、格好良いです。
ガスコンロも対面式に使えるよう、交互に配置。
シェアハウスをならではの、ユニークな設計です。
壁際に並んだ冷蔵庫は、部屋ごとに1台使うことができます。
家電量販店の冷蔵庫売り場でも、なかなか見ることのない光景。迫力があります。
冷凍庫は、業務用の大きなサイズ。
冷凍庫は共用ですから、食材に名前を書くのを忘れずに。
キッチン家電や食器は、台の下の棚に並べられています。
見える収納だからこそ、キレイに使いたいものです。
椅子を持ってくれば、キッチンの一部をテーブル代わりにすることも。
キッチンドランカー歓迎!とのことです。
まだ明るい時間から、おつまみを作りつつ、のんびり飲み続ける休日。
最高、の一言に尽きます。
続いて、水まわり設備の集まる2階へ。
フロアごとに共用部のある、ユニークな間取り。
共用部が廊下代わり。専有部がまわりをぐるりと囲みます。
2階の共用部は、ライブラリースペース。
壁に取り付けられた大きなブックシェルフには、間接照明が埋め込まれています。ミリ単位で調整した特注品だそう。
ひとりがけのソファでゆったりと過ごす贅沢。
ラウンジとは別のフロアにライブラリースペースを作ったのは、入居者さんの気分によって過ごし方を変えることができるように、との思いから。
お風呂上がりに身体をすこし冷ますには、雑誌をめくるくらいがちょうどいいかもしれません。
並んでいるのは、デザイン関係の雑誌や写真集。
今後は、入居者さんの一押しがたくさん並んでいくのでしょうか。
大きな掃き出し窓には、ロールカーテンが取り付けられていて、光をほどよく遮ることもできます。
窓の外は屋根付きのベランダ。
ゆったりとした広さで、洗濯物をたくさん干すことができます。
ベランダの目の前は公園。
敷地内の遊歩道では、近所の人たちがのんびり散歩。穏やかな光景にほっこりします。
水まわり設備は、フロアの一角に集められています。
ウッド調のアクセントパネルを使った、シンプルなシャワールーム。
脱衣室にはミラーと小さな棚が設置されていて、眼鏡やアクセサリーを外して置いておくことができます。
シャワールームは4室。すべて男女兼用です。
タイルと鏡の枠がかわいい洗面台。
洗面台は各フロアごとに設置され、すべてデザインが異なります。設計の担当者さんが、無類の洗面台好きとか。
部屋ごとに、洗面グッズを入れておけるボックスも用意されています。
濡れた洗顔グッズを持ち運ぶ必要がありません。
洗面台の隣は、ウォシュレット付きのトイレ。
トイレも、各フロアにひとつずつ設置されています。
続いて、階段を上って3階へ。
エレベーターの前はショッキングピンクの花柄。女性専用フロアです。
2階に比べると、中央の共用部はコンパクトな広さ。
広めの廊下といったところでしょうか。
床には、ビニル製のフロアタイルが使われています。
均等に配置された六角形は、花柄のようにも見えます。
大きな鏡が嬉しい、洗面台。
設置されたシンクはひとつ。
シンクの隣は、パウダールームならぬパウダースペースといったところでしょうか。
天板は奥行きがありますから、メイク道具をたくさん広げることができます。
5階の共用部は、他のフロアとは異なる雰囲気。
以前は、グループホームで働くスタッフさんたちグループ暮らしていたフロアだそう。
廊下の端に、サーモンピンクの琉球畳が敷き詰められています。
自分の部屋は洋室がいい。でも、和室でゴロゴロしたい…。
小さなワガママを叶えてくれる、素敵な場所。
置かれているのは、デニム生地を使ったビーズクッション、通称「人をダメにするソファ」。
畳とビーズクッション(と、マンガ)なんて最高の組み合わせ。
休みの日くらい、ダメになったっていいんです。
ホテルを思わせる、上品な雰囲気の洗面台。
さて、何階の洗面台がお気に入りでしょうか。
では、専有部を見ていきます。
まずは201号室。部屋番号は分かりやすくドアに表記されています。
白を貴重とした、スタンダードな間取り。
全部屋のなかでは小さめの、6畳の広さです。
シンプルでクセがなく、手持ちの家具とも組み合わせがしやすそう。
305号室を除いた全室に、大型クローゼットが備え付けられています(305号室は家具タイプのクローゼットを設置)。
奥行きもしっかりしていますから、ダンボールや衣装ケースもラクラク入りそうです。
続いて402号室。
部屋ごとに機械の種類は多少異なりますが、鍵はナンバー式のオートロックです。
外観の特徴でもあった曲線にあたる場所。
間取りとしては若干難易度が高めですが、日当たりは抜群ですし、面白い暮らし方ができるかも。
窓際に植物を並べてみても良さそうです。。
日中は照明の必要がないほど明るい、503号室。
日当たりの良い、5階の専有部。やはり人気だそうで、空室を見つけたらラッキーかもしれません。
502号室と503号室のみ、ベランダが付いています。
周囲には高い建物がすくなく、見晴らしは抜群。
朝、カーテンを開けるのが楽しみになりそうです。
最後は最上階の屋上へ。
窓を開けると、すぐ目の前に屋外用のソファセットが並びます。
見晴らしの良さも手伝って、とても気持ちの良い場所。
屋根のある場所ですから、日差しもほどよく遮(さえぎ)ってくれます。
晴れた日はクッション持って、ソファでのんびりしながら読書。
朝食やランチを楽しむのも、いいかもしれません。
1階は、広々とした駐車スペース。
乗用車、バイク、自転車と、すべて駐車・駐輪が可能です。
特に乗用車は先着順ですから、駐車希望の方は早めに相談を。
駐車場に設置されたサインは、夜になると光るそう。
夜仕事で疲れて帰ってきて、この灯りにホッとする日もあるかもしれません。
最寄り駅は、各線・板宿駅。
三ノ宮駅までは地下鉄で12分の距離。
新神戸までも15分ですから、通勤だけでなく、新幹線移動の多い方にも便利な立地です。
板宿といえば、商店街。
商店街は駅の目の前。仕事帰りに寄れるのが一層便利です。
屋上から見えるスーパーまでも、徒步6分ほど。
深夜まで営業していますから、帰宅の遅い方はスーパー派が多くなりそう。
シェアハウス周辺は、公園の多い穏やかな住宅地。
のんびりとした雰囲気が魅力の街です。
シェアハウスの運営管理は、ハウジングネット神戸株式会社さん。
神戸市を中心に、賃貸物件の管理、仲介や売買を手がける不動産会社さん。
シェアハウスの運営管理は、今回が初めてです。
この建物がグループホームとしての役割を終えた当初は、ワンルームマンションへの建て替えも考えていたとか。
ですが、ライフスタイルに合わせて選べる住宅の選択肢を増やそうと、シェアハウスの運営を決めたそうです。
施工を担当したのは、明石にある、リノベーションを得意とする会社。
自社でもシェアハウスの運営管理を手がけていて、空間づくりにも運営経験が活かされています。
やわらかい雰囲気を持つ、中性的なデザインが絶妙。探してみると、この雰囲気の空間は意外とすくないのです。
お気に入りの場所を見つけた方、キッチンドランカーの方、お問合せはコチラからどうぞ。
のんびりした街、心地よい家。
須磨、はじまったかもしれません。
(テルヤ)
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