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シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※2023年5月より、運営事業者が「有限会社アプロハウジング」さんへと掲載変更されています。

LOVE GREEN!


シェアという暮らし方も、そろそろ市民権を得たと言っても怒られないかもな。

なんて想いにふけりながら、自分がシェアハウスにはじめて引っ越した時の日記を読み返したり、写真を見返す正月休みを送ってました。

当時は、どんな人と一緒に暮らすことになるんだろうとか、趣味の話が合えばいいなとか、一番最初に交わす言葉はなんだろう、と不安もそれなりに結構感じていたものです。

実際に引っ越してからは、日々少しずつチャレンジして、自分なりの距離感を掴んでいったような。今思えば、「新鮮さ」という面では、たぶん一番楽しい時期だったかなも、という気もします。

いつだったか、事業者さんから「シェアハウスを初めてオープンするとき、ドキドキしましたよ。何もかも手探りで」なんて話を聞いたことを思い出しました。

物件に対する想いも手法も千差万別ですから、「こういうケースは、これが正解」と導くになるには、ある程度時間がかかります。うーん・・・と頭を抱えて、その都度ベストだと思える方法をを探し、当然ながら責任をもって対応していく。それらを積み重ねが、信頼なり、品質につながるのだと思います。

今回のシェアハウス探検隊は「SPACEGREEN SUITA」。2011年に吹田市にオープンした明るく気のいいシェアハウスです。

実は、SPACEGREEN SUITAには、年に1度のペースで訪れているのですが、いわゆる”スタイリッシュでキマった”良さとは少し違う、いい雰囲気を纏っているように思えます。しかも、それが年々濃くなっている気がするのです。

たぶん、それは先ほどの日々のチャレンジ・試行錯誤といった類が、家具のレイアウトや内装の変化、新たに始めた企画などのなかから、うっすらと感じ取れるからなんだと思います。そして、そのふわりとした良さを、住人さんも感じ取っている気がするのです。

このラウンジの赤い壁に刻まれた、たくさんのメッセージを見ていたら。


JR吹田駅から歩いて10分。阪急吹田駅からだと歩いて6分ほど。ともに駅前の大通りを南へ道なりに進みます。

大通りは交通量もほどほど、よく車が行き交います。

対して一本隣のルートを選ぶと、ベビーカーを押しながら散歩している親子を見かけるような光景も目にするのどかな環境。

朝はのんびり、夜は明かりのある大通り、なんて朝と夜で通勤ルートを変えてもいいかもしれません。

お目当ての「SPACEGREEN SUITA」はノッポの三角屋根が目印。

1Fにはカフェや女性用ボディケアサロンなどのテナントが入っています。カフェには焼きたてのパンも並んでいました。

挽きたてのコーヒーとパンをすぐ楽しめる環境なら早起きできるかも、なんて期待も膨らませます。

シェアハウスの入口は、カフェの入口の隣にある階段を上った先にあります。

階段を上りきると、大胆にもメッセージが描かれたガラス扉がお出迎え。

ポスト隣の窓にはラウンジの風景が映ります。ちなみに夜になると賑やかなムードから一転、ぼんやり明かりが漏れてあたたかい雰囲気に。

ガラス扉の真ん中にはボタンとカメラだけ浮かんで見える、愛嬌たっぷりのインターホン。

ドアの先にも、ユーモア満載の空間が続きます。

エントランスの真ん中には大きなバラの花が飾られていました。

その大きさにビックリするかと思いきや、意外にも馴染んでいて「これはこれでアリ」な印象でした。

ともあれ、エントランスに花や緑が飾られているとほっと落ち着きます。

エントランスを含め住居内の各スペースは随時ブラッシュアップされているようです。このシューズ入れも、以前訪れたときはまだ靴“棚”でしたし。

一度作ってハイ終わりではない、然るべき管理体制にほっと安心。同時に、なにかあっても大丈夫と心強ささえ感じます。


大きなバラの花の脇にある扉を開けると、メインラウンジが広がります。

ソファにダイニング、カウンター、キッチン、それぞれが程よい距離感で配置されています。

回遊性も保たれ移動もしやすく、会話も生まれやすいバランスの良い空間といった印象。

正面奥の窓に映った建物前の街路樹の緑が観葉植物代わりです。

窓を背にして振り返ると、白を基調とした空間にソファスペースの赤い壁が映えます。

近寄ってみて見ると、壁のいたるところにメッセージが残されていました。

聞けば、住人さんが入居したとき、そして旅立つときにサインを残していくのだとか。

赤い壁に赤い文字で”LOVE GREEN” のサイン。他にも思い思いのサインがところ狭しと並びます。

はじめて訪れたときは、まっさらだった赤い壁。それから半年後の訪問時には、たしか2、3のサインが片隅に描かれていたのを覚えています。それから、1年、2年。今ではサインと共に様々な色が重ねられました。

きっと、この先も色が重ねられるのでしょう。こんな味わい深さも良いなと思います。

ソファの傍らに置かれた鉄筋細工の棚は事業者さんの手作り。

最近、オーダーメイドで棚作りもはじめたそうですよ。もし興味があれば、相談してみると良いかも。


キッチンは、カウンターテーブルと平行に窓際に配置されています。

3口コンロと大きなシンクを備えたファミリータイプのキッチンが2つ並んだ構成。カウンターテーブルも含めると作業スペースはかなりの余裕があります。

シンクにはメカニカルなシャワー水栓が設置されていました。シンクの隅々まで洗い流せる便利な代物。デザイン、実用度ともにポイント高めのアイテムです。

個々の食材は、キッチンの対面の壁に設置された棚に収納します。

部屋ごとに用意されたカゴは、よくスーパーで見かける買い物かごと同じタイプ。収まりが良いかどうかは判断が難しいですが、ウォーホルやグルスキーのような日常をモチーフにしたアート作品へのオマージュなのかも、なんて捉え方もひとつアリかもしれません。

ダイニングテーブルの隣にはメッセージボードが設置されています。素材はブリキ、ギラりとした質感はパンチがあります。

1Fのカフェやバーを会場に、随時イベントも開催されているようです。


メインラウンジの隣には、ビビッドなグリーンに染まったサブラウンジがあります。

アクセントカラーのグリーンは癒しというよりは、ポップで陽気になるような明度の高い色です。

カーテンを開け壁に自然光を当てると、部屋全体を明るいムードで包み込みます。

逆に、カーテンを閉めるとグッと落ち着きのあるテイストに。

ぐるりと部屋を囲むように配置されたソファに座れば、ゆっくりと映画やテレビを楽しむ時間を満喫できそう。

ホームシアター設備も整っています。休日の前日の夜には、レンタルした映画をゆっくりと楽しめそうです。

もちろん、録り溜めたバラエティ番組を思う存分堪能する、という使い方もアリかと。


つづいて、水まわり設備を見ていきます。

各フロアにはトイレとランドリーが設けられています。

男女共用のバスルームはメインラウンジのある2Fにあります。

ちなみに女性専用フロアの3Fには女性専用のバスルームが、他のフロアにはそれぞれシャワールームが設けられています。

2Fのバスルームはこんな感じ。シンプルながらもゆっくり体を温められる深底のバスタブです。

シャワールームは階段の踊り場の脇に設けられた、洗面室の奥にあります。

ごくシンプルなタイプのシャワールームです。シャワールーム自体回転率が高めですし、数も十分に用意されているので、混み合うことも少ないかと思います。

トイレは全室、ウォシュレット付きです。


それでは、部屋を見ていきます。

まずは4F、男女共用のフロアから見ていきます。

こちらは406号室。各部屋にはIKEAで揃えた家具一式が用意されています。

入口のドアは黄色でペイント。心なしか、明るい雰囲気です。

ちなみに、これらの家具をベースにしたモデルルームがこちら。

無垢材の家具と緑のカーペットにより柔らかい雰囲気に仕上がっています。

インテリアの参考にしてみれはいかがでしょうか。


続いて、508号室。男女共用の5Fの部屋です。

4Fの黄色に対して、5Fは青。ドアの色ひとつで、随分とムードが変わります。

モノクロ調のデスクやガラステーブルなど、コントラストが強めのテイストが合いそうです。

部屋によってはクローゼットが用意されています。

部屋のサインはこんな感じ。ポップな書体が良い感じです。

3Fは女性専用フロアです。 

廊下沿いには、パウダールームが設けられています。

パウダールームの奥には、女性専用のバスルーム。

部屋からの距離も近いため、こちらは多少混み合うかもしれません。

長湯には、ちょっと気をつけた方がいいかも。


さて、部屋はというと…こんな感じ。

モデルルームの306号室には天蓋付きのベッドが置かれていました。

女性をイメージしたとのことで、ドアの色もピンクにペイントされています。

収納スペースをどのように確保するかが、部屋づくりのポイントになりそうな気がします。

クローゼットの上面やベッド下などのデッドスペースを逃さず、いかにして収納として活用するか。腕が試されますね。インテリア好きとしてはワクワクします。


最寄り駅は吹田駅です。

阪急線吹田駅まで徒歩で6分、JR線吹田駅までは徒歩で9分ほど。どちらの駅にも使いやすい立地。

JR線を使えば梅田まで9分と市内へのアクセスは良好です。

駅周辺の商店街も活気があります。生活用品も大体は商店街で揃えられそうです。

なにより建物の1Fに入っているテナントさんも魅力的なので、少しご紹介を。

こちらはカフェ・レクラン。路面店という形で営業しています。

平日の朝7:30よりオープンしているのが、なにより嬉しいポイント。毎朝、焼きたてパンを味わえます。

パンの種類も豊富とのころ。焼きたてパンとシェアハウスライフ、個人的にはこれ、夢のコラボだと思います。

建物の奥に入ると、ちょっと大人な雰囲気が立ち込めます。

ドアを開けると、イタリアンバル。こちらは夕方ごろに開店するようです。

共用部のラウンジで家飲みも確かに楽しいのですが、特別な場所で飲むから美味しいお酒というものもあります。

「マスター、聞いてよ」なんて一声からはじめる夜がすぐ傍にあるというのも、これまた贅沢です。

ちなみに、女性専用のボディケアサロンも営業しているそう。体をリフレッシュしたい時にゼヒ。


運営・管理は「株式会社綜合環境」さんです。

SPACEGREEN SUITAがオープンしたのは2011年のはじめ。当時は関西エリアのシェアハウスもまだまだすくなったですし、吹田市内唯一のシェアハウスでした。

丸3年間、言葉のとおり「密着型」で運営されている綜合環境さん。市場の創世記に立ち合い、今では酸いも甘いも知る頼りがいのある運営をされています。

持ち味は、シェアハウス内の環境を敏感に察し、ダイレクトに改良を加えていくこと。出てきた問題点を解決するだけでなく、より良い方向はどこだろうかと詮索しチャレンジする。そんな運営スタイルです。

また、これは印象ですが、一度顔を合わせたあとは話しかけやすい印象です。あまり頻繁だと考えようですが、たぶん相談ごとにも乗ってくれそう。良い距離感で関係を気づけるかと思います。

常に変化をし続けたい人、また、より良い暮らし方を自分の手で探っていきたい人には、どこかしっくりとくるモノがあるかと思います。お問合せはこちらからどうぞ。


思い思いのメッセージが、こうやって良いカタチで残っていくって素敵です。

(イシクラ)

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