シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※こちらの物件は2014年10月より物件名が「C’s(Si:s) share 阪急三国」へと変更されています。

白黒はっきり、スタイリッシュに。


大阪の街をぐるりと一望できるマンションの14階。

Cocoon プレミア阪急三国」の立ち位置は、バリバリ働く大人の女性の休息地、といったところでしょうか。

モノトーンでまとめられ、キリッとした空気感。しかし、この雰囲気の要因は、ただ単純に家具がモノトーンだからというわけではなさそうです。

よくよく室内を見ていくと、通常のマンションではなかなか見られない壁紙、タイル、照明など、面白いディテールの数々。選ばれたひとつひとつにキリリとエッジが効いていて、細かな部分がしっかりとした統一感を生み出しているよう。ディテールありきのインテリアには、グッと説得力が増すものです。

小さなものが積み重なったモノクロームの世界に、暮らしという色彩レイヤーを重ねていく。

ここで生活するということは、そういうことなのかもしれません。


今回、女性専用ということでは外観はご紹介できないのですが、大型集合住宅の多いエリアの大きなマンションの1室です。

シェアハウスはというと、フロアの一番端っこ。

落ち着いた色合いの玄関を開け、中へ進みます。

目の前続いているのは、まっすぐに伸びる、やや幅狭の廊下。

廊下の右手が専有部、突き当たりと左手が共用部というわかりやすい配置です。

間接照明の効果もあってか、ちょっぴりハードな雰囲気を感じさせる玄関まわり。ちょっと通常のマンションにしては珍しい仕様です。

聞けば、この部屋の前の住人は女性の建築家さんだったそう。かなり改装を施したようで、壁や照明など面白いものがたくさんあったため、ほぼそのまま使用しているのだとか。

コンクリート打ちっぱなしに見えるこの壁も、実は全て壁紙の模様なのです。

陰影や粗い質感も結構な再現率。こだわりぬいた壁紙のセレクトなのだと見受けられます。

また、玄関はいってすぐの廊下脇には大きな収納が設けられています。

靴のスペースだけでなく、背の高いものも入れておけるのが嬉しいところ。

実は、この収納の両側にある扉の中も同じく一面収納になっているので、ブーツを入れても十分に余裕あり。お気に入りの靴をサッと取り出せることで、逆に外出前のファッションチェックが長引くかも、なんて。


リビングは廊下の突き当たりにあります。

モノトーンでまとめられたインテリアは、かなりメンズライクなテイスト。落ち着いた女性が似合いそうです。

テーブルにはワインとカンパーニュなんて似合いそう。グラスに注がれる赤ワインの色が、差し色としてはピッタリかと。

モノトーンと言えども、掃き出し窓から入ってくる自然光が、エッジの効いたリビングにほんのり柔らかみをプラスします。

その大きな窓の外はベランダ。

ベランダからは大阪の街を一望することが出来ます。

三国周辺は建物の高さ規制がかかっているエリアだそうで、視界を遮るものがありません。事業者さん曰く、高い建物を建てられる場所はかなり限られているため、こんな景色が見えるのは本当にピンポイントな場所なのだとか。

日が落ちた後の夜景にも期待が膨らみます。


壁を一枚隔てた先にはダイニングスペースがあります。

リビングに引き続きモノトーンの空間は、物も少なくとてもサッパリ。

リビングとの間にある壁には窓が付いています。ちょっと不思議な存在ですが、壁の圧迫感をかなり抑える効果を持っていそう。

離れているけど、繋がっている・・・・。ふと見上げて窓の外を眺めるとリビングが広がる光景・・・、うーん不思議。

と言いながらも、難しい効果云々は抜きにして、個人的には内外の概念が変な感覚に陥るのが楽しくてたまりません。


ダイニングの隣はキッチンへ続いています。

直線配置のキッチンは作業スペースが広く、使いやすそう。

キッチンの対面の大半を被っている黒い食器棚を筆頭に、収納スペースは多めに取られています。

家電も大きな収納にすっぽりと収まっています。多少、キッチン家電などを持ち込んでも、収納に困ることはなさそうです。

黒い背景の影響でしょうか、心なしか家電の表情もキリリと見えます。


キッチンの奥は廊下状に水まわりにつながっています。

洗面台は横並びに2つ。

広々と使用できる横幅があり、朝の混雑をしっかりと緩和してくれそうです。

対面のカーテンドアからは玄関前に出られる回遊性のあるつくり。出かける前にサッと鏡でチェックも簡単です。


廊下状の共用部の突き当りにはシャワールームがあります。

脱衣室には洗濯機と乾燥機が。故に少しコンパクトな空間ですが、脱衣室としては問題のない広さかと。

シャワールームは全身シャワーの仕様。

バスタブはありませんが、通常のシャワールームよりはじっくり疲れを癒せそうです。

廊下の共用部側のトイレは、床が印象的。

コンクリート(風)の壁に挟まれてクールな雰囲気になりがちな空間に、ちょっぴりガーリーテイストをプラスします。

随所に見られる女性建築家のこだわり、廊下のドアだって一筋縄ではいきません。

バイカラーは空間のアクセントとしてしっかりとした存在感を放ちます。


では、専有部を見ていきます。先に言っておくと興味深いディテールが満載なのでお見逃しなく。

まずは1401号室。おや、ドアを開けた瞬間から一般的な専有部とは違う、スタイリッシュで不思議な感覚。

聞けば、ここは元ダンスルームとして使われていた部屋なんだとか。大きな鏡が2面張られ、空間が広く見えます。

天井からせり出た梁が、コンクリートの壁紙に一層のリアリティをもたせます。

窓の上に設置されたロールスクリーンは個性的な柄。

なんとも面白いチョイス。部屋の内装しかり、かなり挑戦的なテイストですが、試してみる価値は充分ありそうです。


隣は和の雰囲気がうっすら漂う1402号室。

障子とコンクリート壁紙の組み合わせが新鮮です。ちなみに床材はカーペットです。

挑戦的な1401号室に比べ、素直で使いやすそうな四角い間取り。

あとはこの和風×コンクリートのテイストをいかに活かすのか、というところでしょうか。

シンプルモダンなデザインの障子をスライドさせると、ベランダに出られます。

細長いベランダは、1403号室・1405号室と共用。物干竿の設置は難しいかもしれませんが、独立タイプの物干なら奥行きも十分かと。


リビングの隣に位置する1405号室は角部屋。

2カ所のベランダを使用できる二面採光で、日中なら照明無しでも支障はなさそうです。

作り付けではありませんが、折り戸タイプの収納が設置されています。

存在感がある分、収納力としてはなかなか。

ユニットタイプの引き出しなどを収納の下部に組み合わせれば、更に容量アップを図れそうです。


物件名にもある通り、最寄り駅は阪急宝塚本線三国駅

梅田までは電車で7分ほど。駅からシェアハウスの距離を考えると、door to doorで約15分と言ったところでしょうか。

そういえば、aikoのシングルに「三国駅」という曲がありますが、舞台はまさにココ。区画整理をされる前の三国の街をイメージしているのだそうです。

学生時代のaikoが寄り道していたかもしれない駅前商店街が帰り道。

アーケードが付いていて、雨の日の通勤や買い物にもとても便利です。

商店街を抜けてからは穏やかな住宅街を歩きます。

シェアハウスの周りは大型の物件が立ち並んでいますが、基本的には一軒家タイプの住居。のんびりとした雰囲気が漂っています。


Cocoon プレミア 阪急三国」の運営は「株式会社フロンティア」さんです。

関西で多くの女性専用物件を運営しています。

新規オープンを心待ちにしている女子の皆さんも多いようで、募集開始直後にすぐ満室になってしまう人気ぶり。

男性の担当者さんは「私が内装を考えると、どうしても男っぽくなってしまって」と笑いますが、やはり男性からもラブコールは届くよう。残念ながら今のところ女性専用のみの運営ということで、男性の皆さんはしばしお待ち下さいませ。

ちなみに現在は満室ですが、空室を見つけたときにはコチラからお問い合わせをどうぞ。


白黒ハッキリ付けたいシーンはたくさんあります。

でも、グレーゾーンも意外と重要なんですよ、ね。

(テルヤ)

これまで「C’s(Si:s)share」では「20〜39歳まで」という年齢制限を、価値観の違いによるトラブルを防ぐことを目的で設けてきました。しかし、シェアハウスができて15年も経ち、40歳以上の人がシェアハウスに住むことは普通になり始めています。...

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