シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2020年12月より運営事業者が「株式会社アメニティ」さんへ変更されています。
淀川の近くで、メリハリのある暮らしを。
アクティビティの豊富さ。これは、リバーサイドでの暮らしを語る上で欠かせない魅力のひとつだと思います。
大きな河川のほとりで楽しめることは多いもので、ランニングにはじまり、サイクリング、釣り、風景のスケッチなどなど。グラウンド設備が整っていれば、野球やサッカーもできたり。季節の風物詩、BBQや花火も押さえておきたいところ。
雄大な河の流れを目の前にして、のんびり。
毎週末の過ごし方は、どこか遠くまで行かずともおおかた河川敷で達成してしまうのかも、なんて思いが頭をよぎったり。
今回ご紹介するのは「Ks Share YODOGAWA」。名前から想像できるように、淀川の傍に建てられたシェアハウスです。設備が整ったリバーサイドの贅沢を十分に堪能できます。
都心部へのアクセスの良さもポイントのひとつ。
高層ビル群と淀川を眺められる49室のシェアハウス、さっそく見ていきたいと思います。
大型のスーパー・ファミレス・区役所がずらっとが並ぶ淀川通り。
4車線の大きな通りから横道に入れば、少しずつ車の音が遠ざかり静かな住宅街へと移っていきます。
住宅街の一角。この赤色の差し色を織り込んだ建物が、今回のお目当てのシェアハウスです。
さりげなく設けられた正面玄関は、どこかシークレットエリアへの入り口的な雰囲気が漂います。
夜になるとあかりが灯るシェアハウスのサインは2ヶ所に設置。
メタリックなナンバー錠は、秘密基地的な玄関との相性も良い感じ。
オートロックなのでセキュリティ面も頼りがいがありそう。
ぽちりと秘密の暗号をボタンを押し、中に足を踏み入れてみます。
ドアを開けた先の内部はこんな感じ。
正面にはポストが設置されています。
ポストの対面にはグリーンに挟まれたベンチ。
入居者同士で出掛けるときなど、待ち合わせスペースとしてよく使われているのだとか。
ベンチ脇のドアの先が専有部フロア。リビングは玄関脇の階段をのぼった先にあります。
ちなみに、まだ外履きのまま。共用部や専有部でスリッパに履き替えましょう。
階段を上がると、ビビッドなビタミンカラーな壁の廊下がお出迎え。手前のドアの先がリビングです。
インテリアの細部には、工業デザイン的なエッセンス。
では、リビングへ入ってみます。
かちゃり。
事業者さんいわく、「うるさすぎないモダンな空間を目指した」とのこと。
ラウンジのベースは、ピリッと緊張感の生まれるモノクロの空間。ところどころ、暖色系のポイントカラーをに差し込まれています。
のんびりリラックスというより、少し背筋の伸びるような雰囲気。ルームウェアにも気合いが入れたくなるかも。
壁はコンクリートに見えますが、実は壁紙です。え?と思うかもしれませんが、コンクリ壁より冷え込まず、冬場も快適に過ごすことができるメリットがあります。
壁際に設けられたカウンターテーブルは、空間の一辺を占めています。
どこか、図書館や自習室に似た雰囲気。
会社から持ち帰った仕事、論文の作成、資格をとるための勉強など、何か集中したいときと相性の良さそう。「隣に頑張っている人がいると、自分にも気合が入る」効果も狙いたいところ。
奥行きのある長方形の間取り。横幅が少しコンパクトなせいか、独特の開放感があります。
共用部では、近所の方々も交えたカルチャーイベントなども考えているのだとか。空間ごとに切り取れることができるつくりは、入居者にはもちろん、イベント参加者にも使い勝手が良いかもしれませんね。
ラウンジとダイニング、ダイニングとキッチンの間にはロールスクリーンを下ろすことができます。イベントの時もうまく空間分けできそうです。
ダイニングのテーブルは長方形のテーブルがふたつ並んで、かなり横長です。
多分、向かって左側の席に座る人が多くなる予感。
なぜならば、向かって右側の壁の上部にTVが掛けられているから。
スポーツBARを彷彿させるこのレイアウト。誰かの背中が画面を遮ることが無く、大人数で鑑賞する際に最適かと。
BARといえば、そうそう。ダーツマシンもあります。
初心者の方でもハマるとなかなか止め時がわからなくなります。夜更かしには十分ご注意を。
TVの対面には、大ぶりの収納棚がずらっと並びます。
たくさん棚数がありますが、あらかじめ部屋ごとにスペースは決まっているとのこと。
キッチンのとなりなので、レトルト食品や調味料、お気に入りの食器類を置いておくと便利そうです。
キッチンは、グリッド状に敷き詰められたタイルに囲まれています。
シンクと1口のIHコンロは、3ヶ所設けられています。
グリッドパターンを眺めていると、映画「トロン・レガシー」を思い浮かべたり。
背景との組み合わせからか、メタリックな蛇口はSF映画に出てくる武器のよう。
シンク脇のラックには調理器具が用意されています。
広さ的に、複数の人数で調理されるときはお互いの心配りが少々必要になるかもしれません。
冷蔵庫にはなにやら気になるボタン、ホット庫。
約55℃から冷凍まで、用途に合わせて切り替えられるのだとか。冷めるとベタつく揚げ物もホッと庫だと、カラッとした状態を長い時間保てるそうです。
料理好きな方はもちろん、食べる専門の人にとっても嬉しいポイントかも。
ランドリールームは、屋外に設けられています。
洗濯機は他のフロアにも2台あり、合計で4台。乾燥機は電気式のタイプが2台用意されています。
ちなみに乾燥機はコイン式。
設置台数を考えると、乾燥機は毎回使わず、雨の日や急ぎのときだけのほうがストレスフリーかと。
階段ホールの一角には、喫煙スペースが設けられています。
屋外なので、夏は暑く、冬は寒いです。
四季のぬくもりを感じながら一服というのもオツなものです。
つづいては、1Fの水まわり。
玄関からのびる廊下の突き当り右手に、水まわり設備がまとまっています。
洗面台が2台、洗濯機と乾燥機がそれぞれ1台ずつ。閉ざされがちな水まわりの空間も、窓からの日差しでさっぱりとした印象。
奥にはずらりと並ぶシャワールームとバスルーム。男女兼用スペースと女性専用スペースが中程にドアで仕切られています。
脱衣室とシャワールームはコンパクトな設計。
女性専用スペースは、ガールズライクな可愛らしい壁紙でした。
バスルームは女性専用です。器の大きい男性諸君は、次回に期待しましょう。
続いて、最上階へ。
Ks Share YODOGAWAには、大きく広い屋上があります。
目の当たりにするのは、空が高い爽快な眺め。緑のモルタルと青空が描くコントラストはどこかアートな雰囲気も漂わせています。
BBQも可能とのこと。
専用のグリルも用意されていて、自宅に居ながらビールと肉で贅沢な週末を過ごせそうです。
ちなみにBBQもできることから水場の設置は想像できましたが、まさか冷蔵庫まであるとは。
キンキンに冷えたドリンクをさっと手に取れる環境は、なんとなく屋上に足を運んでしまう大きなポイントのひとつになることかと。
建物の目の前を悠々と流るる淀川と、その向こう側に並ぶ都心部のビル群。
日が暮れる頃には建物の鮮やかな光が川面に投影され、幻想的な景色を生み出してくれます。
夏には、花火大会もここから眺めることができるそう。これは期待できそうです。
テーブルを囲んでランチを楽しんだり、時間を忘れて読書をしたり。ちょっとしたパーティーなどの打ち合わせもここで行えば、いいアイディアが浮かんでくるかも。
各所に取り付けられた照明はソーラーライト。
夕暮れ時には日中に溜めた電力で、暗い夜のとばりを煌々と照らしてくれることかと。おそらく、ムードも少し演出してくれるのではないかと。
洗濯物にお日様の光をたっぷりと注ぎたいという方はこちらで。
ふとんや毛布なども問題なく天日干しできそうです。
では、おまちかね。部屋を見ていきます。
まず、こちらは304号室。
濃厚なブルーの空間です。ブルーは気分を落ち着かせたり、鎮静作用をもたらしたりする色彩効果を持っているそう。
ドアの上部には天板が設けられ、収納棚として使えます。
背の高い方であれば、靴箱代わりに使えなくもないかと。
こちらは107号室。
専有部にはそれぞれ異なるアクセントクロスが張られています。
107号室はやわらかなゴールド。意外とアンティークなインテリアと合いそう。
ドアの前には土間が設けられています。そう、ここで靴を脱ぎます。
ONとOFFが切り替わるタイミングになりそう。
入り口脇の収納は、かなりたっぷりめ。ポール付きで、ロングコートも難なく掛けられます。
高さも幅もあるので、荷物の少ない方でれば、持ち前のモノが全部入ってしまいそう。
専有部のサインは、諸事情により7だけ小さくなっております。
2Fの208号室は、真っ赤な壁紙が印象的で情熱的な佇まい。
クロスは少し立体感のある素材です。
基本、どの部屋も間取りは同じ。スタンダードな間取りですので、暮らしに不便はないかと思います。
最後に駐輪場をチェック。
保管場所と通路の境目が、床にデザインされています。
共用の自転車も用意されています。
家から離れ、少し近隣に足を向けてみます。
屋上からも見えた淀川の河川敷は、車道とは小高い堤防で隔たった静かな一本道。
サイクリングやランニングだけではなく、散歩、釣り、野球、写生、カメラなど、淀川で過ごす楽しみは探せば探すほど生まれてきそうです。
ちなみに、マラソン大会もよく開催されているそう。
そういった大会への参加を目的にすることは、日々のランニングを長く続けていける秘訣かもしれませんね。
最寄り駅は、十三駅、南方駅、西中島南方駅の3駅。少し歩きますが、新大阪駅も徒歩圏内です。
3駅あわせて考えてみると、阪急京都線、市営地下鉄御堂筋線、JR神戸線、JR宝塚線、JR東海道本線、 JR福知山線が利用可能。かつ、すべての優等列車が停車する特に十三駅を考慮すると、かなりアクセス至便と捉えてよさそうです。
ちなみに、徒歩だと南方駅か西中島南方駅のほうが十三駅よりも少し近いです。
「Ks Share YODOGAWA」を運営するのは、株式会社ケイ・アイ・ディーさんです。
シェアハウスの運営は今回がはじめて。もともと海外のゲストハウスなどに興味を持たれていたことから、シェアハウスの事業がスタートしたそうです。
それもあってか、管理はゆるいスタイル。自由度の高い環境とも言えます。基本、自分たちで暮らし改善の糸口をさがすような方のほうが、楽しく暮らせるかと思います。
代表さんもとっても気さくです。フットワークが軽そうな雰囲気。住まいに立ち寄ることも多いとのことで、何か相談ごとがあれば気軽に話しかけてみてはいかがでしょうか。
都心に近い河川敷で時にアクティブに、時にゆったり。気持ちに合わせやすい暮らし方をお求めの方は、コチラからお問合せを。
僕の地元では花火大会を自宅から眺めることができました。
正直な話、席取りに四苦八苦することもなく我が家で悠々と花火を楽しめることに、ちょっとした優越感を感じていましたっけ。
それが住まいを選ぶ決定打では無いかもしれませんが、あればうれしいオプションなのかなと。
(ソン)
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