シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・！？
ロールプレイング・ゲームのダンジョンで、よく迷います。
勘の向くまま、宝箱があると信じて突き進むと、さっそく迷子に。
ゲームの世界でも迷いますが、現実の世界でも同じように迷います。
ときどき歩く梅田駅は勿論、歩き慣れた渋谷駅でも。目印を見失い、最終的に自分が今一体どこにいるのかもわからない状態になってしまいます。
しかし、迷っている時間は案外楽しいもの。
ハラハラとワクワクが同時に訪れ、徹底的に歩き回りたくなってきます。
思えば子どもの頃から、よく建物内で迷っていました。デパートからスーパー、まあまあ大きな3F建ての友人の家。
迷う過程は、ゲーム内の宝箱と同じ要領。魅力的なものに気をとられて気の向くままに歩いていると、元の場所へ戻れなくなってしまいます。
今回訪れた姫島の「プラットホーム OsakaWest」は、屋上つきのシェアハウス。
フロアごとに異なる顔を見せ、僕にはもう、どこかダンジョンのように感じられる広い家です。
迷うには十分な広さの面白い環境。その攻略法をじっくり見て行きたいと思います。
シェアハウスは、姫島駅から徒歩2分ほど。
大通りから1本脇道へ入った場所に、4F建ての昭和感のある建物が目に入ります。
建物の正面には目を引くサインと、その脇に両開きのドア。
ドアの先に風除室（ふうじょしつ）を挟んで、その奥が玄関ドアです。
近くに寄ってみると、壁に描かれた木の枝に、トートバッグが複数掛けられています。
脱いだ靴をトートバッグへ入れ、専有部で保管するためだそう。
振り返るとこんな感じ。
ガラスのドアから日が射し込み、朝、気分良く出かけられそうな空間です。
トートバッグの隣には、部屋ごとに分かれた収納スペースが用意されています。
こちらは靴ではなく、スリッパを収納するそう。
玄関の鍵は、一般的なシリンダー錠。
靴からスリッパへ履き替え、いざ中へ。
長い廊下には、カーペットが敷かれています。
廊下の足音が気にならないのは、嬉しいところ。
そうそう、玄関ドアの脇には自動販売機があります。
家から出ずに、飲料水が買える幸せ。
外へ出る手間がひとつ減るだけで、大分楽ができるものです。
4フロアの広い空間を、まず1Fから。
各フロアには、こんな感じでアイコン付きの設備のサインが。
ほら、迷う人もいますからね。
チェック柄の床が印象的な1Fのリビング。
テーブルとソファの配置が、カフェのような雰囲気を感じさせるリビング。ときには、ノートパソコンを開いて仕事をしてみるのも良さそうです。
リビングには、キッチンも併設されています。
IHクッキングヒーターと、ふたつのシンクが用意され、簡単な湯沸かし程度から本格的な調理まで幅広くこなせそうです。
リビングの脇には喫煙ルームも用意されています。
喫煙者同士の、ホッとひと息を入れる瞬間。ここだから盛り上がる話もありそうです。
水まわり設備は玄関の脇。
横一列に並ぶ、5室のシャワールーム。
ひとつひとつに鍵が設置されているものの、念のため、ノックしてから入ると安心かもしれません。
シャワールームの対面は、洗面台が3つ。
洗濯を待つ間、洗面台で別の用事を済ませてしまうのも良いかもしれません。部屋に戻ると、洗濯していたことを忘れてしまうこともありますし。
続いて3Fへ。
各フロアには異国情緒を感じさせる絵が飾られています。
さて、3Fにはリビングが2箇所。
ひとつめは、食事をとるのに良さそうな空間。
ダイニングテーブルが6箇所に、それぞれチェアとソファが用意されています。入居者さんが大勢集まっても動きやすいように、テーブルを配置したとのこと。
TVは、少し高めの位置に取り付けられています。
少し上を見上げて観るTVは、スポーツ観戦のように集中して観たいときに良いかもしれません。
3Fの、ふたつめのリビング。
地べたに直接座れるタイプの、芝生色のクッションフロア。思わず走り回ってみたくもなりますが、ゴロンと寝転がって過ごしてみるのも良いかもしれません。
少し高い位置に用意された、カラフルなクッション。
腰を下ろしてみると、思った以上に弾力があります。
だらだらとTVを観やすい部屋は、のんびりした気分で休日を過ごすのにぴったり。
リビングの対面には、廊下を挟みキッチンが用意されています。
3Fにはキッチンも2箇所用意され、左手から3F入居者さん用、4F入居者さん用と割り振られています。
正面の窓から、気持ちよく日が射し込むキッチン。
自然光の下では、料理をつくる際も食べる際も食欲をそそられるものです。
2箇所用意されたシンクは、横に広いタイプ。
炊飯器の内釜のような深さのあるものでも、広いシンクならゆうゆう洗うことができそうです。
IHクッキングヒーターは2口。
IHの上の棚には、コーヒー器具が並べられています。本格的なドリップを楽しんでみるのも良さそうです。
キッチン脇には、3Fの入居者さん専用の収納棚。
お米の袋を、そのまま収納している入居者さんもいるようです。確かに、専有部から都度持ち運ぶのは大変です。
つづいて、4Fの入居者さん専用のキッチン。
つくりは3Fの入居者さん用のキッチンとほぼ同じです。
つづいて、3Fの水まわり設備を見ていきます。
洗面台の上には、エアコンが設置されています。
洗面台の対面には、バスルームとシャワールームが。
フロアごとに浴室が用意されていて、忙しい朝にフロア間を移動せずに済むのは嬉しい点。
トイレは2室。
ウォシュレット機能付きです。
2〜4Fには、階段の脇にもトイレが設置されています。
ウォシュレット付きトイレが3室。トイレの数が多くて困ることはないですからね。
つづいて、4Fは女性専用フロアです。
床に敷かれたカーペットは、フロアごとに色が分けられています。これだけ広いと、やはり僕のように迷う入居者さんも居るのだと思います。
4Fの水まわり設備は、ミニキッチン付きです。
簡単な食事程度なら、別の階に移動せず用意できます。
4Fには、パウダールームが用意されています。
灯りに照らされた華やかな壁紙で、優雅な気分でお化粧を。
なんだか、お化粧の楽しみ方も変わってくるかもしれません。
洗面台の対面には、洗濯機が5台並んでいます。
生活していれば、自然と溜まる洗濯物。天気の良い日は、屋上で干すこともできます。
これがその、屋上の物干しスペース。
数名が同時に使っても余裕がある大きなサイズ。
休日の洗濯も、晴れてさえいれば安心です。
共用部の最後は、2Fのキッチン。
なんだか位置関係が混乱してくる気がするのは、僕が現地で実際に迷っているからです。
つくりは3Fとほぼ同じ。異なるのは、テーブルと椅子が置かれていることくらい。
ワークトップは、温かみのある木製。
作業スペースが大きくとられており、段取り良く料理をするのに良さそうです。
水まわり設備も他フロアと同じです。
シャワールームにランドリールーム。フロアの移動をしないで済むのは大変便利。
さて、つづいて専有部を見て行きたいと思います。
まず、103号室。
部屋のタイプは全室ほぼ同じ。
約7畳のプレーンな間取り。
1Fの部屋には、TVやミニ冷蔵庫も備え付けられています。
部屋の中でゆっくりするのには、頼りになるこの2アイテム。
プライペート空間では、なるべくダラダラと過ごしたいものです。
つづいて403号室。
部屋ごとに、壁紙の柄とカーテンの色が数種類用意されています。
天井には着脱式の物干し金具。
物干しポールを渡せば、洗濯物を室内で干すことができます。
最後は416号室。和室です。
9.9畳ほどと、少し広めの専有部。畳と座椅子の相性も良さそうです。
和室は収納スペース付き。
収納にはポールハンガーが設置され、ロングコートなども掛けておけます。
外へ出た先、シェアハウスの玄関脇にはバーがあります。
なんと、入居者さんと地域住民の交流が生まれるようにと開店したのだそうです。
バーにはカウンターテーブルと椅子が数脚。
メニューには、おつまみのほか軽食も用意されていて、夕飯をとるのにも良いかもしれません。行きつけの店が家のすぐ脇というのは、とても便利に利用できそう。
駐輪場は、シェアハウスの裏口に。
屋根付きだから、雨の日でも自転車が錆びることなく安心です。
姫島駅から梅田駅まで阪神線で7分と、梅田勤務の入居者さんにとっては、割と楽ができるかもしれません。また、尼崎駅までは9分。神戸三宮駅までは尼崎から25分と、兵庫方面へのアクセスもまずまず良さそうです。
下町の雰囲気を残す、のどかな姫島駅周辺。
24時間営業のスーパーに加え、電車で少し足を伸ばせば梅田も割に近く。
便利に生活しながら、適度に遊びも楽しめそうです。
シェアハウスの運営管理は、株式会社アドミリさん。
これまでに、関西で10軒以上のシェアハウスの運営管理を経験してきた事業者さんです。約10年の運営事業のなかで、年齢・性別・国籍問わず様々な入居者さんと交流してきたと言います。
運営にあたっては、できるだけ入居者さんとのコミュニケーションを取るよう心掛けているのこと。気の良い親戚のお兄さんのように、入居者さんと気さくに挨拶している場面が印象的でした。
満室の状態が多いシェアハウスですが、空室を見つけたらコチラからお問合せをどうぞ。
迷ってしまいそうな、やたらと広い家の中。
寄り道したくなる場所がちょこちょこあって、つい足を踏み入れてしまいます。
誘惑に負け、気がつけば迷っているいつものサイクル。
大人になっても、これがどうしても楽しい。
まるでRPGのダンジョンのように、階段を上がるときにワクワクする気持ち。
宝箱はありませんが、思いがけずお気に入りの場所が見つかるかもしれません。
（イイヅカ）
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