シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
思わず、コーヒーをもう一杯。
美味しいコーヒーだから、というだけではありません。
なんだかもうすこしだけ、いたくなる場所。
お気に入りの喫茶店で、そんな時間を過ごすことがあります。
自然な角度で腕を預けてしまえるテーブルに、座り心地の良い椅子。ただなんとなく置かれているようで、実は細かな配慮がされている。離れられない場所って、だいたいそういうものです。
室内に限ったことではありません。
屋上だって、いい位置にベンチが用意されていたら、特に用事がなくても腰掛けて離れることができなくなります。
自分が、居続けたいと感じられる場所。
離れられない場所の、居心地の秘密。
ひとつずつ、見ていきたいと思います。
戦火を逃れた、歴史のある塚本駅周辺。
駅前の通りには現在も昭和の面影が残り、のどかな雰囲気です。駅から徒歩5分ほどで、3F建てのJ&Fハウス 大阪2が見えてきます。
3F建て、全45室。中学校や高校で言えば、1クラスと少々。
元は寮だった建物をより住みやすくするために、様々な配慮がされています。
例えば、玄関両脇の植物。
手入れを行うのは、「庭のジプシー」なる異名を持つ庭師さん。四季折々の植物で、玄関先を賑わせてくれています。
日々、季節を感じて出入りする玄関の鍵はナンバー式。
いくつも鍵を持ち歩かずに済むのは、楽ですね。
玄関の先はこんな感じ。
壁には、船の窓のような、まあるい窓が設置されています。
玄関からリビングの様子が見える窓。
「出勤時と帰宅時、リビングに居る入居者さんと交わす挨拶は欠かせない」との要望を踏まえて取り付けられたとのこと。ちょっとした挨拶が、毎日を楽しい気持ちにしてくれるもの。
靴箱は各部屋、扉1枚分を使用できます。
どことなく銭湯の下足入を連想させる靴箱。入り切らない靴は、専有部で保管することになりそうです。
白い壁に映える木材が印象的な、品の良いリビング。
人の集う場所は、どうしても汚れや音が目立つものです。だからこそ、床は掃除をしやすい強化クッションフロアを敷き、壁は防音対策にモルタルの上からクロスを貼っているとのこと。
右手に2つ設置されたダイニングテーブル側から見ると、リビングはこんな風です。
正面の壁は、ブリックタイル貼り。木材やモルタルとのバランスを考え、シェアハウス全体の象徴的なアクセントにと考えたそう。
ブリックタイルの壁の前には、オーダーメイドの大きなソファ。
腰掛けた状態で、ダイニングの椅子に座っている人と視線がぶつからないよう、細かな調整をしたそうです。意図せず目が合うことは、照れくさかったりしますしね。
座面のクッションは、汚れても洗える、取り外し可能なタイプにしたそうです。
ダイニングからもソファからも、どの角度からでも見やすい位置にあるTV。
座る位置によって、TVが全然見えないということは無さそうです。
廊下を挟み、リビングの対面には広々としたキッチンルーム。
シンクとIHクッキングヒーターは4箇所ずつ設置され、1度に4人で料理をすることができます。
作業台は横に長いタイプ。
下ごしらえしたものを作業台に並べておけば、料理が煩雑にならずに進みそうです。
キッチンルームの脇には、専用のダイニングルームも。
こじんまりとした可愛らしい部屋に、ヘリンボーン柄のダイニングテーブル。
食事をとることが中心の部屋ですが、パンを持ち込んで仕事をする入居者さんもいるそう。他の人がいた方が仕事がはかどること、確かにあります。
水まわり設備へ行く前に、4Fの屋上へ誘われてみたいと思います。
くつろぐ気持ち満々で訪れたい屋上。高いところは気分が良いのですが、なにぶん高所恐怖症の身としては、無機質な屋上に構えてしまうこともあります。
しかし、寝転がることのできる人工芝が敷かれていたり、腰をかける場所が用意されていたりすると、一気に気を許せるから不思議なものです。
小上がりのスペースには、掘りごたつ式のテーブルまで用意されています。
せっかくの、気分の良い屋上。くつろいで過ごすための準備も万端です。
夏には、淀川花火大会を観ながらBBQなども行なっているそう。
広々とした屋上には、バーカウンターも用意されています。
ビアガーデンよろしく天井の無い場所で飲むビールは、また格別なものです。
夜には裸電球が灯り、雰囲気は一変。
個人的には真っ暗闇の屋上は恐ろしいのですが、灯りがあれば大丈夫。入居者さんのなかには、仕事から戻って夜な夜な利用する人もいるそうです。
屋上には物干しスペースも用意されています。
洗濯物をお日様の下で干すことができるのは、やはり気持ちの良いものです。
さて、室内に戻り2Fから見ていきます。
以前は、廊下はもっと狭かったとか。リノベーション時に幅と高さを拡張したとのこと。人が多く行き来する場所だから、スイスイ歩けるのは嬉しいですね。
洗面台は、2つ並んでいます。
洗面台の脇にはコイン式の洗濯機。
洗濯機は、各フロアに用意されています。1Fには乾燥機も用意され、急いで乾かさないといけないときにも安心です。
洗面台の対面には、シャワールームが3室並んでいます。
バスマットは運営事業者さんが定期的に交換をしているとのこと。
トイレは男女で分かれています。
左手のドアが男性用、奥が女性用。
ウォシュレットも付いています。
続いて専有部です。まず、201号室を見てみます。
鍵をモチーフにしたサインに、カラフルなドア。なんだか可愛らしい仕上がりです。
5.8畳ほどの専有部。
201号室はモデルルーム。
机や椅子やベッドは、全室に用意されています。
日当たりが良いため、机の上で植物を育ててみるのも良いかもしれません。
ハンガーラックとミニ冷蔵庫は、全室に用意されています。
喉が乾いたら、冷蔵庫からお気に入りのドリンクをゴクリ。
ベッドの下には収納スペースが用意されています。
夏場、布団を収納しておくのも良いかもしれません。
お次は208号室。
8畳弱の室内には、窓が2箇所。日当たりの良い部屋で目覚めるのは、体内時計の調整にも良いと言います。1日のはじまりを、気持ちよく迎えることができるかもしれません。
収納スペースは、この広さ。
引越しをするたびに「こんなに洋服を持っていたっけ…」と思います。収納が充分に用意されていれば、処分せずに済みそうです。
313号室は6畳弱。
ベッドは、テーブルも取り付けられている珍しいタイプです。寝転がって本を読み、テーブルに置いて就寝。そういうのも良さそうです。
3Fへは階段で移動します。
廊下には、2つの洗面台が並んでいます。
奥には洗濯機と乾燥機。ランドリースペースは各フロアに用意され、洗濯の度にフロアを移動する必要は無さそうです。
313号室はドミトリー(相部屋)です。
ドミトリーには、2段ベッドが用意されています。
ハシゴは、静かに使うように心がけたいですね。
最寄り駅は、JR神戸線(大阪~神戸)・塚本駅。
駅からシェアハウスまでは、徒歩5分ほど。
駅前には、昔ながらの商店街がひろがります。
商店街には、スーパーやドラッグストアといった日用品を扱う商店も軒を連ねています。普段の買い物は、仕事帰りに済ませてしまいそうです。
老舗の店と、お洒落なカフェが混在する、実に大阪らしい通り。
「家で料理するには、ちょっと疲れてるかな…」
そんなとき、外食の選択肢が多いのは嬉しいもの。
家からすぐの場所に、淀川が流れています。
夏の夜に川向こうの灯りを眺めるのが、お気に入りの過ごし方になるかもしれません。
シェアハウスの運営管理は、株式会社ジャフプラザさん。
関東と関西で合計20年におよぶシェアハウスの運営管理実績を持つ運営事業者さんです。
黎明期から続く長い経験のなかで、もちろんトラブルへの対応もあったそう。最近は豊富な経験を活かして、より過ごしやすい住まいづくりに向けて積極的な取り組みを進めているそうです。
歴史的に外国人の入居者さんも多いそうで、全てのシェアハウスに日本語と英語をどちらも話せる管理人さんが常駐しているとのこと。
シェアハウスで国際交流も楽しみたい方は、コチラからどうぞ。
そうそう、離れたくない場所の話でした。
人によって、理由は様々。喫茶店で窓際の席が好きな人もいれば、奥まった場所の、日が当たらない席が好きな人も。あまりにも落ち着きが良いと、動くことは嫌になるものです。
多くの人が集う場所には、実は、多くの人が居続けたいと思える配慮がされています。
長い年月の経験こそ、こっそり施される様々な工夫の源泉。自分だけでなく、多くの人が同時に快適に過ごすことのできる場所。
そういった嬉しい配慮がたくさん詰まった、安心して身を任せることのできる場所を見つけたいんです。
(イイヅカ)
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