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最上階、生まれるスタイル。


昼下がりの太陽とビールの相性が良いのは、誰もが知っていること。

ビルの窓、アスファルトの地面、公園の木々。太陽の光を受けて光が散らばる都会の風景がビールのはじける泡の音とシンクロすると、シュワシュワと幸せな居心地に包まれる感覚になります。

とくに爽やかでエネルギッシュな初夏のムードに包まれながら、ビールの泡にまみれたい。公園、海、山、川と、妄想を膨らませていると、遊びたくてはち切れんばかりの子ども時代に戻った気分。

でも、めいっぱい気持ちよく遊んでいる大人のほうが格好いいと思います。

仕事はきっちり仕上げる。その分、遊ぶときは思い切りはじける。

日本橋・黒門の4階建てのマンション「KUROMON TERRACE」の最上階ラウンジには、そんなスタイルをもった人たちが集まりそうな予感がします。

ラウンジは最上階フロアをフルに使った間取りにテラス付き。ですが、どこか秘密基地のような籠もり感も漂わせています。

空間の中央に鎮座したキッチンは、少々荒削りな料理姿も見栄え良くしてくれそう。片隅でマイペースにネットにふけっても、それはそれでゆるめのスタイルとして仕上げてくれそうな空間です。

プライベートスペースも個性派が揃っています。壁やフローリング材にはじまり、土間付き、ワンルームタイプにユニットタイプなど、バリエーションに富んだスタイルが魅力的。

住みこなすには暴れ馬かもしれませんが、波長が合えば暮らしのスタイルはぐんと広がりそうです。

毎日でも、週に3回でも1回でも良い。自分に合ったペースで、ふらっとトリップする。開放できる場所があるだけで、仕事もプライベートも少し充実しそう。

そこから、新しい暮らしのスタイルが生まれるんじゃないかな、と思うわけです。


日本橋駅から徒歩5分。

街角の酒屋さんの脇のレンガ壁が、エントランスの目印です。

KUROMON TERRACEは、朝一番から活気のある黒門市場のすぐ近くにあります。

夜になるとぼんやりとライトが灯り、バーの様な雰囲気になるそう。

メインエントランスは奥へと続く細長いアプローチの先にありますが、サブエントランスは通りに面しています。夜の小道に抵抗がある方でも、おそらく大丈夫。

エントランスの鍵はナンバー式です。

エントランス扉の先は、共用の廊下スペース。廊下沿いには部屋のドアが並びます。

とはいえ、すっかり家に帰ってきた気持ちになるのは、廊下の床に雰囲気を帯びたフローリングが敷かれているからでしょうか。

完全にプライベートになりきっていない曖昧な空間が、妙に居心地が良いです。

メインラウンジは最上階。

エレベーターはありません。木の手すりに手をかけつつ、階段で4Fまで駆け上ります。

階段を上りきると、秘密のサロンのような佇まいのラウンジがお待ちかね。

ずっしりと重厚なOSB合板のドアも、シークレット感を匂わせています。


ドアの先は、パッと広がる大空間。

重みのあるドアとのギャップが気持ちよく、つい「おっ」と一歩踏み出してしまいますがラウンジは土足厳禁です。

入口の小上がり部分で内履きに履き替えます。

ラウンジは間仕切りのない、大きな箱状の空間。

白くペイントされた天井の鉄骨は圧迫感こそ感じないものの、良い意味での異物感を漂わせています。

対して足下を彩るのは、明るい色味のフローリングと柔らかそうなグリーンのカーペット。

ハードとソフトの緩急が、インテリアを楽しむリズムを作っているようです。

ほかにも、端正なフォルムのベンチに無造作なテーブルを合わせていたり、レンガ調の壁紙に和のテイストがほのかに漂う古建具を合わせたり。

随所で結構遊んでいます。

一見、ノンジャンルにも思える組み合わせも、空間全体で見ると心地いい流れが生まれています。

また、これだけ様々な要素を盛り込んでいるにも関わらず、まだどこか未完成の佇まいをしているのが、このラウンジの魅力。

この状態から住人さんの色が加わることで、いかようにも進化する。今はまだ成長段階の空間と言えそうです。

テラスへ出られる窓の傍には大きなソファ。

陽がサンサンと入り込むこの場所で冷えたビールをぐぐっと飲めば、いつでも日常からチルアウトできそうです。


ラウンジの窓を開けると、デッキが敷かれたテラスに出ます。

テラスには、さあランチを楽しんでと言わんばかりに、テーブルとチェアが用意されています。

通り側は背の高い建物がなく、抜け感も十分。隣の建物もデイタイム以外は人通りが少ないとか。

休日は気兼ねなくテラスを利用できそうです。

テラスの奥には、物干しスペースとランドリーが設けられています。

天気がいい日は、洗濯物もあっという間に乾きそう。

青空の下でこのテラスに立てば、ベタですが、誰もが真っ白なシャツとシーツを並べて干してみたくなると思います。


ひとまずラウンジに戻って、キッチンへ。

ラウンジの中央に鎮座するL字のアイランドキッチン。真っ白な天板がラウンジの明るいテイストにマッチしています。

L字の短辺にあたる箇所は、カウンターテーブルとして利用されることが多くなりそうですね。

また、キッチンのサイズが大きなこともあって、シンク・コンロのとなりや奥のスペースを作業台として使えます。手の凝った料理も難なくこしらえてしまえそうです。

キッチンの対面はオープンシェルフ仕様。共用の食器やキッチン家電が並びます。

使いたい時にサッと取り出せ便利に使える一方で、見せる収納の力量が試される一面もあるため、しっかりとルールを設けたほうが良いかもしれませんね。

家電のなかには、油を使わず熱と空気で揚げ物を作るノンフライヤーなるツールもありました。

キッチン脇の磨りガラス窓で発見したのは、ヒゲメガネ。

おそらく深い意味はないのでしょう。だからか、クスっと笑わせてくれる、陽気なやつです。


ラウンジには共用のトイレが1室設けられています。

もちろん、暖房便座・ウォシュレット機能付き。手洗い場と鏡も設置されています。

その他のトイレやバスルームは、各部屋内にそれぞれ設けられています。

共用の廊下はこんな感じ。

レトロでノスタルジック。すこし異国のムードも漂っているような気がします。


それでは、部屋を見ていきます。

こちらは105号室。

ワンルームタイプの部屋で、広さは13畳ほど。ミニキッチンとシャワー・トイレ設備が室内に設けられています。

収納スペースも確保されているため、荷物の置き場に困ることはなさそう。

ベッドを置いてなお、ダブルソファにローテーブル、シェルフくらいであれば置けるスペースがありそうです。

一番の特徴は入口の土間スペース。

室内まで自転車を持ち入れたり、キャンプ用品のメンテナンスの時などに重宝しそう。

土間の幅に合った棚を設置すれば、靴棚や工具置き場としても活用できそうです。

設置されているキッチンは、あくまで補助用のミニキッチン。ガス栓はありません。

電気ポッドがあればお湯を湧かせられます。

水まわり設備はこんな感じ。シャワーとトイレはカーテンで仕切られています。

敢えてバスタブを置かないシャワールームスタイルは、浴槽の掃除など余計な手間が省けるメリットがあります。

外国の映画に出てきそうなシャワーヘッドが設置されているところも二重丸かと。


こちらは205号室。105号室のちょうど真上に位置する部屋です。

間取りは105号室と同じ。入口まわりの土間スペースも健在です。

窓側にレンガ模様の壁紙を採用しているからか、少し大人びたムードが漂います。観葉植物も似合いそうですね。

よく見ると、収納や入口のドアもカスタムしているよう。手持ちの家具との相性でどの部屋がいいか検討してみると良いかもしれません。


つづいて、こちらは301号室。

301号室は、301a号室と301b号室からなるユニットタイプの部屋です。

それぞれの部屋は鍵付きの個室。キッチンや水まわり設備をユニット内の住人さんと共用で利用することとなります。

ユニット内の水まわり設備はこんな感じ。シャワールームの対面にはトイレがあります。

301a号室の広さは6.2畳ほど。壁・床ともに明るい色味で統一されているため、ほどよく開放感があります。

加えて収納スペースが設けられてるため、インテリアのレイアウトも色々と試せそう。

301b号室はこんな感じ。間取りは少々異なりますが、広さ、収納スペースともに301a号室と同等のスペックです。


202号室は、202a号室と202b号室からなる土間スペース付きのユニットタイプ。

ユニット内の共用スペースは301号室に比べてゆったりとした設計。

何より、広めに設けられた土間スペースは自転車乗りには嬉しいかも。明るい場所で雨に濡れずカスタム出来そうです。

202a号室はこんな感じ。L字の間取りです。

202b号室は、入口ちかくの細い空間を上手く使えれば面白い空間に化けそう。

共用スペースから一定の距離を確保できているため、音に敏感な方にも向いていそうです。


最寄り駅は、各線・日本橋駅

難波駅も徒歩7分の距離。交通面で困ることはまずなさそうです。ミナミに職場がある人は、自転車があれば電車いらずかもしれません。

また、「[Garden Terrace KUROMON](Garden Terrace KUROMON)」まで歩いて3分ほど。

もし交流会などで仲良くなる機会があれば、黒門市場でばったり顔を合わせることがあるかもしれません。

つい話し込んでしまって、うっかり食材を買い忘れてしまわないように気をつけて。


運営・管理は「上野商事株式会社」さんです。

Garden Terrace KUROMONの建物の2Fに事務所があるため、いざという時にはすぐ駆けつけてくれるはず。

不動産事業のほか飲食店も経営されているとのことで、パーティーの際のお土産にも期待できそうです(なんてね)。

KUROMON TERRACEはおよそ1年の構想を経て完成したそう。随所に、空間を面白くさせるためのチャレンジや居心地がよいバランスを探った形跡が垣間見えます。

手の込んだ細工があれ?と思うような細部に仕掛けられているため、住み慣れたころにキュートな一面を発見するかも。思わぬサプライズが暮らしを華やかにしてくれそう。

楽しいこと、面白いことが嫌いな方にはちょっと不向きかもしれません。逆に、遊びも仕事も真剣に楽しんでやる、という方にはピッタリな住まいだと思います。

気になる方は、こちらからお問合せください。


秘密基地を作るなら山の上、木の上。とにかく空に近い場所に魅力を感じたものです。

ここは最上階のテラス付き。

あとは、最高のプランをその手で書き上げれば、文句なしです。

(イシクラ)

難波駅より徒歩7分。自分らしい場所、空気、時間。Garden Terrace kuromonの新しいステージ!「黒門テラス」が2014年5月にデビュー致しました。難波駅やミナミの中心街へは徒歩7分。どこへ行くのもアクセス抜群の好立地。今回のテーマは...

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