今日のリビング、明日のリビング

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
可愛いけれど、大人の表情。
ポップでカラフルなテイストも、アンティーク調の落ち着いた雰囲気も、どちらも好き。
だからでしょうか。街を歩いていると、素敵なテーブルやランプに目を奪われることもしばしば。でも、部屋の雰囲気に合わないから諦めて…あぁ、部屋がふたつあれば選んだり諦めたりしなくて良いのに。なんて、よく思っていました。
まぁ、自分の部屋を2室もつことはあまり現実的ではないかもしれません。ましてや、テイストがグッと違うとなると、なおさら。
今回ご紹介する「AZ Bay House」は3階建てのシェアハウス。1Fと3Fにそれぞれに設けられたリビングは、テイスト・雰囲気がガラリと変わった別の物件のそれのよう。
欧米の子供部屋をイメージしたガールズポップなテイストと、ジャズが似合う大人なテイストの空間。気分や用途に合わせて使う場所を選ぶことができます。
2Fには水まわりが室内に配備されたワンルームタイプもあり、自分のライフスタイルに合わせて選択できるのが嬉しいところ。
可愛らしい女の子が時折見せる大人の顔。ピシっとした男性がふと見せる無邪気な笑顔。
そんなギャップにときめくよう、暮らし方のギャップを楽しんでみるのも良いかも。
中島川を眺めながらのんびりと土手を歩くこと数分。土手を住宅街へと下りたところにあるのが「AZ Bay House」です。
元々は3階建の賃貸アパート。外階段と外廊下がその頃の面影を強く残しています。
目印は赤いフラッグ。
郵便屋さんも、訪ねてきた友達もきっとすぐ気付いてくれるはず。
建物全体のシルエットに似た、三角屋根のエントランス。
玄関前の屋根は奥行きがありますし、雨の日にも便利そうです。
1Fの共用部はこのエントランスの先。2、3Fの入居者さんは外階段を使って、直接自分の入居しているフロアに移動します。
ガラス扉の上部にはお馴染みのこのマーク。
活躍するシーンが出ないに越したことはないですが、やはり安心感はあるのではないでしょうか。
少し重みのあるドアを開くと、インパクトのある壁が出迎えてくれます。
靴箱は各部屋ごとに設けられ、2階と3階の入居者さんはそれぞれのフロアで管理することになります。
1Fの部屋は合計4室。と考えると、容量はなかなか頼り甲斐がありそうです。
窓際には形姿のことなる花瓶が2つ。もしかしたら今頃は、鮮やかな花が活けられているかも。
玄関を入って数歩進むと、すぐにリビングに入ります。
足を踏み入れた途端、パッと目に飛び込むポップな色彩。
海外の子供部屋をイメージしたという空間。ホッと落ち着くというよりも、元気を貰えるタイプのカラーリングです。
キュンとするガールズポップな空間。1Fと3Fの入居は女性のみですが、水まわりを含む共用部は男性も利用OKです。
そして、リビングの一角には、なにやら絵本から飛び出てきたようなスペースが。
丸太のようなデザインのスツールとよもぎ色のラグ。
子供部屋のようなイメージが膨らむ丸太スツールは、ラグにごろんと座ったとき、グラスやおつまみを置く小さなテーブルとして活躍しそう。
丸太ゾーンには、フレームがデザインされた壁紙がチョイスされています。
「日々の思い出を飾っておけるように」との事業者さんとのこと。フレームに合わせて、日々の写真を飾ったり。ぜひ、アルバムとして活用してみてはいかがでしょう。
内覧時にはコミュニケーションボードやノートを見ると、住人さんたちの雰囲気がわかります。
イベントのお知らせがいっぱい書かれていたり、イラストだらけだったり。シェアハウスごとに全く色が異なるのも面白いポイントなのです。
続いて、キッチン。
シンクとガスコンロが2セット設置されています。
それぞれのセットがすこし離れて配置されていて、お互いが気を使わずに調理ができるのがとても良い感じ。
パステルカラーのタイル、採光たっぷりの空間。ポジティブな気分で作業できそうです。
作業スペースにはコンセントもちゃんと配置。
ブレンダーやポット・コーヒーメーカーを使うときも、スムーズに調理できそう。
冷蔵庫は大型サイズ2台。
実は、3Fに共用キッチンがひとつ、2Fの専有部にそれぞれミニキッチンが備わっています。
もちろん、どのフロアに入居していても共用部の出入りは自由。広いキッチンで料理がしたい!というときには1Fがおすすめです。
リビングスペースとキッチンスペースをゾーニングしている共用の収納。
鍋類や掃除用具など、細々としたものはここに収納します。
ちなみに、この収納はミニ卓球台にもなる様子(なんと!)。
真剣勝負をしすぎて、調理中のキッチン側にカットイン!なんてことがないように注意して下さいね。
キッチン脇にはランドリースペースです。
ランドリースペースの奥はそのまま廊下に。
リビングでエアコンを使っている時には、カーテンを閉めておくと空調効率がグッと上がります。
洗濯機と乾燥機は分かれていて、他の人の衣類が乾燥中でも洗濯ができます。意外とこのあたり、気持ちよく暮らしていく上でポイントになったりするのですよね。
空調効率を考えると、エアコンを付けているときはカーテンを締めておいた方がいいかもしれません。
廊下の突き当たりには洗面台が並びます。
キッチンと同じ柔らかい色合いのタイルと、壁のピンクの組み合わせが少しメルヘンチック。
コンパクトに見えますが、2人同時に使っても充分な広さです。壁の収納棚を活用して、スッキリした洗面台をキープしたいトコロ。
水まわり設備は廊下添いに並んでいます。
1Fにはシャワールームがひとつ。バスタブ付きのバスルームは3Fにあります。
お風呂は座りたい派の人にも嬉しい、バスチェアも用意されています。
見どころは天井にあります。
全身に浴びられる天井取付けタイプのシャワーヘッド。通常のシャワーよりも水勢がやわらかく、ストレスを掛けない効果があるのだそうです。
脱衣室の収納スペースはしっかりめの容量。
シャンプー類は、カゴなどにまとめて置いておくのが便利かと思います。
トイレはシンプルなタイプ。
ウォシュレット&暖房便座機能も、しっかり付いています。
それでは一度玄関を出て、外階段へ。
フロア間の移動はすべてこの外階段を使います。
屋根はあるものの、風を伴う雨天時には濡れる覚悟が必要になるかも。
ということで、3Fへ到着。元々はオーナー住戸だったとのことで、しっかりした表情の玄関です。
玄関周りは落ち着いたトーン。思わずドアを閉める動作も丁寧になります。
配置の関係からか、少し明かりが少なく暗く感じるかもしれませんが、シックな雰囲気にはマッチしているかと。
靴箱は容量しっかりめ。ひとり2段ほど使える計算です。
では、手に馴染むハンドルをカチャリ。リビングへ移動します。
1Fのガールズポップな空間とはガラリと変わり、3Fはかなりメンズライクな印象の空間。
玄関まわりの雰囲気を引き継いで、落ち着いた大人のテイストに仕上がっています。
空間の中心で存在感を放っているバーカウンター。
前の住人さんが趣味で作ったそうで、作業スペースが一段下がっていたり、シンクがあったりとなかなかの本格仕様です。
お酒好きの入居者さんが集まれば、週末限定バーを開催するのも楽しそう。是非とも本格的に腕を振るって欲しいものです。
お酒の後はソファスペースへ。
モダンなデザインのソファとテーブルに、慣れるまでは借りてきた猫のように、ちょっぴり小さくなってしまったりして。でもきっとすぐに寛げるようになります。
キリッとした空気を作り出している一因、それはきっとこの壁。
実は壁紙なのですが、近くで見てもコンクリートの粗さがなかなかリアルです。
そしてキッチンダイニング。
使いやすいL字型の配置で、一般的なファミリー用よりも気持ち作業スペースは広めです。
良く見るとオーブンまで付いている本格派。
グラタンもクッキーも焼けます。凝った料理をしたいときには3Fを使うのが良いかもしれません。
では、その他共用部を見ていきます。
まずは、リビングの扉の脇にある広々とした洗面スペース。
洗面台は1台ですが、歯を磨くくらいなら2〜3人いても窮屈には感じなさそう。鏡もスペースの端までしっかりありますし。
洗面台の隣はトイレがあります。
実は左側にもうひとつトイレがあります。斜めに配置された便器がちょっと不思議な感覚かも。
バスルームは女性らしい、やわらかい色合い。
大きめの窓が付いていて、陽が出ている時間の入浴も気持ち良さそうです。
脱衣室はスッキリ、シンプル。
誰かが入浴中に洗面台は使えませんが、廊下にも洗面台がありますし、特に不自由はないかと思います。
廊下添いには、大きな棚。
ここは入居者さんが使用できる共用の収納棚。季節ものの暖房器具などを置いておくのに便利そう。
自室以外に少しでも収納があると、日常の随所で重宝します。
収納の隣のドアをクイッと開けると、長いベランダに続いています。
これだけ広ければ、まとめて洗濯をした日もまったく問題ありません。布団も存分に干してくださいませ。
それでは、お待ちかね。部屋を見ていきます。
まずは301号室。
目を引くのは存在感抜群の収納。思わず1枚、2枚…と扉の数を数えてしまいます。
開けてみると、棚の高さが左右で違います。
左の収納はポールが2段になっていて、効率よく収納できるのがポイントです。衣装持ちの方に是非。
全体はこんな感じ。ベッドを折りたたむとより広く見えますが、そのままでも充分くつろげそう。
家具も少しくらいなら、持ち込んでも大丈夫そうです。
303号室は和室。コンパクトです。
インパクトのある飾り棚の使い方が肝になると思います。
本棚にするのか、ストレートに飾り棚にするのか…難易度はちょっと高めかも。ちょうど真ん中のスペースにプロジェクターで映画を投影したりすると、面白い絵になりそう。
階段上の棚の隣はちょっとした収納スペース。
幅は小さめですが、高さと奥行きはまずまずあります。和室ならではの収納とも言えるかも。
ひとくせある天井も楽しんでもらえる人に出会ってもらいたいものです。
では、2Fの部屋を見ていきます。
2Fの部屋はすべてワンルームタイプ。
玄関側にキッチン・水まわり設備が集約されたスタンダードなワンルームの間取りです。
特徴は、居住スペースと設備スペースをゆるやかに区切る大きなクローゼット。
玄関扉を開けた際、目隠しにもなってくれます。ですので、クローゼットの開けっ放しには注意。
水まわりは、よく見る3点ユニットが設置されています。
長風呂派の方はやはり「自分のお風呂」があったほうが、気を使わずゆったり過ごせるかもしれません。
玄関まわりはこんな感じ。
基本、自分の部屋。ときどき、ラウンジ。気のままに過ごす場所を選べるのは、ある種の贅沢かと。
最後、1Fの部屋を駆け足で見ていきます。
101号室。
102号室。
そして、104号室。
特徴的な壁紙はどれもキュート。ビビッと来たものをチョイスするのみ。
どの部屋も設備・間取りは基本的に同じです。
「AZ Bay House」の最寄り駅は、阪神なんば線・出来島駅。
駅からは徒歩10分。川を渡ったり、土手から降りたりとちょっぴり上下運動はあるものの、自転車があると便利だとは思います。
難波までは16分ほど。府境に近いため、尼崎(阪神線)に出るのは3分とアクセス抜群です。
中洲という立地は、日々の通勤時間をなかなか面白い風景で演出してくれそうです。
シェアハウスの近くには小学校があり、時間帯によっては賑やかな声が聞こえてきます。
たまには公園で休憩。のんびり、ゆったり。
運営・管理は「株式会社AZ」さんが行います。
普段はマンションの売買を主な事業としている事業者さんです。
今回のインテリアを担当したのは女性のスタッフさん。1Fと3Fの雰囲気の変え方を見ると、とても1人で担当していたとは思えないほど。特に1Fの部屋の壁紙は、自身の好みで仕上げたのだそうです。
時折、1Fや3Fのリビングを使って事業者さんも一緒にパーティーも行なっているそう。年齢も近いですし、気さくに相談も乗ってくれると思います。
そうそう、ランドリースペースの一角にはボクシングのグローブとミットが。
実は不定期にミット打ち会を開催するのだとか。ストレス発散にも効果を発揮しそうな気がします。
現在は残念ながら満室とのこと。現在、新規物件の企画もしているとのことなので、そちらも合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
ポップもクールもどちらも好きで選べない!という方、お問合せはこちらからどうぞ。
優柔不断も、たまにならいいものです。
(テルヤ)