2015年08月の記事一覧

大人のスクールライフ

※こちらの物件は2015年11月1日時点より、女性専用シェアハウスへと管理変更されます。

入居日が、入学式?

机に向かって何かを学ぶ時間が、年々減ってきている気がします。

仕事が忙しい、時間が取れない。

などと、言い訳ばかりが目の前にちらつきますが、実は無駄に過ごしている時間がわりとあることは、誰よりも自分がよく知っています。

一方で、知識を深めたいこと、新しく吸収したいことは、頭の中のやりたいことリストに容赦なく追加されていきます。なんだか、人生の醍醐味をみすみす逃しているような焦りが、日々募っています…

今回訪れた「SHARE HOUSE UNIVERSITY」のテーマは、社会人と学生が暮らすスクールライフ。

ラウンジを飾る大きな黒板や時計はまるで学校のようです。

懐かしさと新鮮さが同居する空間。スクールライフに欠かせないサークル活動も、自然と立ち上がりそうです。

新しいことに取り組むなら、まわりを巻き込むのもひとつの手。これまでやりたかったことに、サークルの名目でトライすることもできそうです。

実際のところ、社会人と学生が一緒に暮らすうえで、何かと課題がないわけではありません。とはいえ、幅広い世代が集まることで、様々な刺激を受けられる楽しさもありそう。

運営事業者さん企画のイベントやワークショップも、どんどん開催したいそう。

楽しみながら学ぶ気持ちを、暮らしから作り上げていく。

それではさっそく、体験入学です。

最寄り駅から歩くこと10数分。

シェアハウスまでの道のりには、学校がいくつかあります。登下校の時間帯は、きっと賑やかな通りになるはず。

お目当ての建物は、社員寮を改修した屋上付きの3F建て。

外壁の、大きな「UNIVERSITY」が目印です。

シックな色合いの塀には、シェアハウスのサインをペイント。

直球です。

玄関までのアプローチに、20室分のポストが設置されています。

ドアはオートロックのナンバー式。うっかり鍵を忘れて閉め出される心配が無いのと、かばんから鍵を取り出す手間が省けるのが良いところでしょうか。

さっそく、指定のナンバーを入力して解錠します。

奥行きのある土間は、アプローチとおなじ煉瓦のタイル貼り。

メインのラウンジは、玄関を上がって左手にあります。

連なる窓からやわらかな陽が注がれ、日中はとても明るい空間です。

細長い土間に沿って設けられた靴箱。共用のサンダルなどがあれば、ドア側の方も取りやすくなりそうです。

靴箱は、中板が渡された2段のつくり。

詰めれば、3〜4足は収められると思います。

リビングの入口に飾られているのは、威圧感たっぷりのスカル。

館内には、ユニークな作品がいたるところに。

ガレージ的な趣きのある空間に、カラフルなインテリアをほどよい距離感で配置。

正面にどーんと設けられた大きな黒板が、ユニークな表情を作り出しています。

ラウンジは、ソファ、ダイニング、畳敷きの3つのスペースで構成。

白を基調としたテイストと窓から注がれる日差しが相まって、さわやかな空気が流れています。

天井も高く設けられ、いい感じの開放感。

スクールライフがコンセプトではあるものの、空間のデザインは、海外のデザイン・オフィスといった感じ。オーダーメイド家具の製作も手がける事業者さんの手によるインテリアが、その一翼を担っているような気がします。

大きなTVを囲むのは、雰囲気の異なる3脚のソファ。

雑誌のページをめくりながらゆったり過ごしたり、お酒を片手に夜通し語り合ったり。

ところで、今回、珍しく学生さんの入居が既にかなり多いのだそうです(2015.8時点)。学生さんの多い環境には何かとネガティブ・ポジティブありますし、この点、しっかり念頭に置いてご検討頂くのが良いと思います。

しかし考えてみれば、社会人になると学生と話す機会は少ないもの。世代を越えたコミュニケーションが新鮮に感じられるシーンは、きっとあるんでしょうね。

車輪のついたセンターテーブルは、事業者さん製作のオリジナル。

雑誌や小説を置くと絵になりそうな仕上がりです。

窓辺に置かれているのは、椰子(ヤシ)類の大きな木。

このサイズを置けるのも、開放感ある天井高があってのこと。

ちなみに実がなることはありませんので、あしからず。

スクールライフらしさをいちばんに感じさせるのが、カウンター付きの黒板。

黒板と言いつつも、柔らかな深緑。インテリアとしてもそこまで主張を感じさせない、ほどよい色合いです。

勉強や仕事に取り組みたいとき、自室や静かな環境では集中できない人にとって、意外としっくりくるスポットかも。入居者同士で立ち上げたサークル活動の告知や、近隣にあるオススメのレストラン情報などを書き込む、コミュニケーションボードの役割もありそうです。

そして、壁に取り付けられた時計が学校らしさを決定づけるシンボル。

大人数で囲めるダイニングテーブルも、オリジナルの作品。

大きなサイズのテーブルで、日々、にぎやかな晩餐が繰り広げられそうです。

幅広のサイズ感は、パーティーにもぴったり。

壁に設えた棚には、料理を彩る食器類が充実しています。

この棚も事業者さんが造作したもの。入居者からの希望があれば、共用の収納棚などを空間に合わせて追加していくそうです。

せっかくですから、資格の勉強から英会話、ビジネス的なことまで、たくさんのサークルを立ち上げてもみるのも良いのでは。シェアハウスのコンセプト上、わりと積極的に参加してくれる入居者が集まる予感がします。

人を巻き込むのも、三日坊主で終わらせないための近道。楽しみを共有しながら長く学べそうです。

ラウンジの一角に設けられた、コンパクトな畳敷きのスペース。

畳の質感は、ゴザに似た柔らかめの踏み心地。ごろんと寝転がるにはちょうど良いスポットです。

日当たりもいいので、週末の日中はいつの間にかウトウトしてしまうのではないかと。

掃き出し窓を出ると、木製のテラスが設けられています。

近隣への配慮からあまりワイワイと賑やかに過ごすことはできませんが、チェアと本を持ち込んでゆったり過ごすには申し分のないスペース。

こちらは窓側から見たラウンジの風景。

ダイニングのとなりが、キッチンスペースです。

I型のキッチンは、シンクとコンロが2セットずつ。

オープン収納には、調理に必要なアイテムがならんでいます。

シンクは、コンパクトなサイズ感。

家事に慣れていない若い学生は、特に洗い物の放置には気をつけると良いかと。

IHコンロ1台につき、火口はふたつ。

自由に持ち運べるため、冬にはダイニングテーブルへ移動して鍋!なんてこともできそうです。

ところで、扉の無いオープン収納は、見た目がすっきりする反面、生活感がにじみ出てしまうのがネック。

日々の整理整頓を心がけたいところです。

キッチン家電は、専有部の数と比べるとすこし少なめ。

とはいえ、スペースが余っているため、人数が増えていけばその分だけ追加が…あるかもしれません。

用意されたカトラリー類はカラフル。

冷蔵庫はキレイに塗装が施されています。

側面もしっかりと塗られ、色ムラのないプロの仕上げ。マットな質感も良い感じ。

ラウンジのとなりには、収納ルームが用意されています。

配分はひとり当たり1列ずつ。棚板は取り外しが可能なため、スノーボードのような大きな荷物も保管できます。

黒板の角に記された水まわりのステンシル・サイン。

1Fの水まわり設備は黒板の裏に設けられているため、バスルームなどを利用するときはラウンジを通る必要があります。

壁に取り付けられた棚には、専有部分のケースを用意。

シャンプーなどのボトルを置いておくことができそうですね。板の木がダメにならないよう、水気はしっかりと拭き取るのがマナーでしょうか。

専有部の間取りがコンパクトな分、収納が各所に設けられているのは、うれしい配慮だと思います。

バスルームとシャワールームは、男女それぞれに1室ずつ。

洗面台も設置されています。

脱衣室とバスルームは、モノクロのチェック柄。

インパクトのある見た目です。

バスタブは、肩までつかれる、深さのあるタイプ。以前、社員寮だった頃のものをそのまま残したそうで、側面にはレトロな模様が刻まれています。

シャワールームは、オーソドックスなつくり。

脱衣スペースはややタイト。体を拭くにも、ちょっとしたコツが必要になりそうです。その分、シャワールームは、多少ゆったりとした広さが取られています。

2Fは男性専用フロアで、3Fが女性専用のフロアとなっています。

階段脇のドアは、トイレ。

ウォシュレット付きのシンプルなタイプです。

2Fの廊下がこちら。

各フロアに専有部が10室ずつ、トイレ、洗面台、洗濯機がふたつずつ設けられています。

どうやら、水まわりの床面はチェッカー柄のタイルで統一されているようです。

洗濯機は4台とも乾燥機能付きのタイプ。

それでは続いて、専有部を見ていきたいと思います。

専有部のルームサインはポップなフォント。

ドアの上部に取り付けられています。

まずは角部屋の201号室。

約7平米のシンプルな間取り。専有部の雰囲気は、全室だいたい同じです。

造作されたコンパクトなカウンターデスクとスツールが、備え付け。

TVも各部屋に用意されています。

収納は、ロールスクリーンで目隠しすることができます。

内部は、シャツやジャケットを掛けられるポール付き。コートのような背の高い衣類を保管したいときは、ハンガーラックなどを持ち込む必要がありそうです。

収納の下部スペースには大きな荷物を置くこともできます。チェストなどを収めると、専有部をすっきり使うことができそうですね。

204号室は、ダークブラウンのシックなテイスト。

クロスのパターンは、2Fと3Fでそれぞれ4色ずつ用意されています。

210号室は、オレンジのアクセントクロスでより明るい雰囲気に。

間取りはどれも同じなため、色合いの好みで専有部を選ぶことになると思います。

階段や廊下には、やわらかなカーペットが敷かれています。

忙しい朝の出勤時に多少ドタバタと歩いてしまっても、ある程度は足音を吸収してくれるはず。

女性専用フロアの3Fは、淡いピンクの床面でフェミニンな仕上がり。

水まわりの設備は2Fとほぼ同じ。洗面台の数だけひとつ増えて、3台設けられています。

くもりガラスがはめられた専有部のドア。

気になる方は、小ぶりのカーテンを取り付けると良さそうです。

301号室は、かわいらしいポップな雰囲気。

301−306号室の窓は南向きで、日当たりも良好。

ほどよい明るさのなかで、気持ちのよい朝を迎えることができるかと。

クロスの色に合わせて、電球ソケットもピンクカラーで統一。

さらに階段を上がって、屋上へ。

ドアを開けると、屋根付き、人工芝、ウッドデッキでゾーニングされた開放的な空間が広がります。

まわりに高い建物が無く、気持ちよく空を眺めることができます。

入り口の脇には、男女共用の洗濯機を2台設置。

洗濯の完了を待つ間、ウッドデッキでピラティスやストレッチ。なんて新しい習慣が身につくかもしれませんね。

近隣に配慮するなら、ちょっとしたフードイベントなども楽しめそう。

春秋の季節なら、昼間にちょっとしたおつまみとビールで過ごすのが、贅沢な休日。

建物を囲む木製フェンスの内側は、自転車置き場。

応相談ではありますが、大型のバイクも駐められるようです。

最寄り駅は近鉄大阪線弥刀駅

大阪難波駅までは20分、心斎橋大阪まで31分と、通勤にも実は便利な立地です。

住宅周辺には、大きなスーパー2店とドラッグストア1店が軒を連ねています。スーパーのひとつは深夜12時まで営業しており、残業で遅くなった日も安心して買い物ができます。

近畿大学の最寄り駅、長瀬駅も徒歩圏内。大学までの道のりには、安くて美味しい飲食店が多く点在しているそうです。

運営管理をされるのは、株式会社シュガーアソシエイツさん。

奈良を拠点とされる事業者さんで、不動産業のほか、オーダーメイド家具のショップも運営されています。

今回は、スクールライフの楽しさを暮らしに取り入れた、社会人と学生が一緒に生活する住宅を目指したそうです。

価値観やライフスタイルが異なる両者の組み合わせは好みの別れる部分もありますが、いたってカジュアルなノリの運営事業者さんと気の合う方には、特に気になることではないかもしれません。

イベントやワークショップなどの企画も計画中ということで、根っからのアクティブ派にとっては、きっと貴重な存在になるはず。

幅広い世代とのコミュニケーションを楽しんでみたい人は、コチラからお問合せを。

「なんだか楽しそう、面白そう」といった理由だけで、何でも本気で取り組むことができた学生時代。

そんな気持ちをいつまでも保っていたいと思うのは、おじさんになった証拠なのでしょうか。

(ソン)

2015年08月31日

カテゴリ: デザイン物件 ユニーク物件 大阪

通信ビルをアートな住まいに

築80年の貫禄。

サンフランシスコ(ロス・アンジェルスという説も)のヒッピーや、カリフォルニアのサーフカルチャーなど、特定のエリアで生まれたムーブメントが世界に広まり、時代を象徴するユースカルチャーへ変化した例がいくつかあります。

一概に並べていいものか迷いはありますが、最近では東京のKAWAIIもそのひとつかもしれません。

持論ですが、カルチャーとは、どこか通じる指向性を持った人たちが、特殊な環境に集まった多くの情報から、ある価値観のもとで取捨選択を繰りかえすことで形づくられたスタイルのことを指すのだと思います。

さて、ここは都心からほど近い、大阪府池田市。

にぎわいを見せる商店街の一角に、「ANTEROOM APARTMENT OSAKA」は佇んでいます。

歴史的な通信ビルを、そのクラシカルな趣きを残してコンバージョン(用途転換)したシェアハウス。

アートを起点にたくさんのモノ、コト、ヒトが集まる仕掛けが暮らしの随所に。もしかしたら、こんな場所からカルチャーが生まれることもあるのかな、なんて。

そんな期待を思わず抱かせる、クリエイティブ・アパートメントだと思います。

にぎわいを見せる、アーケード型の商店街を歩くこと数分。

なんと、この地域センター的なオフィスの隣にある通路が、シェアハウスのアプローチになっています。

つまり、エントランスへいたるアプローチが商店街に面した珍しい立地。なんだか秘密基地のようです。

利便性という観点では、雨の日でも、ほぼ傘を使わず駅まで行くことができるのは嬉しいかもしれないですね。

アプローチを遮るように現れる、まるで黒いフレームが浮遊しているかのようなガラス張りのスタイリッシュな門扉。

内外に等間隔でならぶ四角柱のアートピースの本領発揮は、夜になってから。

日が暮れると四角柱の内部がライトアップされ、建物のハードな外観と相まって独特の雰囲気を醸し出します。

アーティストの小宮太郎氏と児玉真人氏によって制作された、「 Void / Figure 」。

彫刻家、建築家、エンジニアがチームを編成し、若手アーティスト2名とコラボレーションし、コクヨ社の当時国内最高峰の展示ケース製作技術を結集して制作されたとか。

玄関のドアハンドルは、円形の個性的なフォルム。

スタイルだけでなく、押しやすさも、引きやすさもしっかりしてます。

それではさっそく、内部へ足を踏み入れてみます。

玄関のフローリングは、かつての躯体の趣きをそのまま残した味わいのある仕上がり。

正面のドアはアトリエスペース&トランクルーム、メイン・ラウンジは2Fで、館内は基本的に土足で移動します。

階段室は開放的な吹き抜け構造。

それにしても、ずいぶん渋い…とお感じの方は、鋭い。

この建物、近年は大手企業の通信ビルとして使われていた、築80年の歴史ある建築。稀に見る築古建築ですが、施設の性質上、もともと「超」が付くほど堅牢に設計されているとか。

電気回線などのライフラインもしっかりしていて、やはりネット環境にも自信があるとか。

ラウンジは階段を上がって、右手すぐのところ。

それにしても、渋くて優雅な階段室です。

インダストリアルなテイストで仕立てられた、約66帖の2Fのラウンジ。

4.6mに達する天井高で、抜群の開放感です。

縦横に走る配管群も、単にラフな仕上げというより、まるでデザインされたかのように空間に立体感を生み出すアクセントになっています。

躯体むき出しの、年季を感じさせる床面。

細部を見ればクセのあるインテリアも、基本的にこの躯体の表情に寄り添い、ヴィンテージ感の漂うセレクト。一見メンズ好みの渋い空間は、大きな窓から日差しがたっぷり注ぎ、なかなか爽やかでもあります。

6人掛けのダイニングテーブルは、古民家の廃材をリユースしたもの。

不揃いの天板も、既成品とは異なる温かみがあります。

ダイニングのとなりは、ソファスペース。

個人的に座り心地はファブリックが好みですが、使い込まれるほどに重なる革のヤレ感は、やっぱり魅力があります。

ソファの背後の壁に描かれた、大きくて緻密なドローイング。

現代美術家・名和晃平氏の作品です。館内には同氏が主宰するSANDWICHの作品や、関西にちなんだアーティストの作品がいたるところに展示されています。

ソファに腰かけると、目の前にはあれこれと本が。

すぐ脇には、共用のTVもあります。

ブロードバンドを通じたコンテンツ提供を始め、DVDプレーヤーなどの機器も充実。

建物のオーナーが某通信会社さんということもあるのか、この辺りの環境は、とてもモダンです。

窓辺のカウンター席は、日当たりの良い場所。

本を読んだり、ちょっとした仕事を片付けたりしたいとき、自然と足を運ぶ機会が多くありそうです。

iPadが共用備品として用意されています。

ラウンジに流れるBGMは、このiPadから選曲できるそうです。

窓側から見るとラウンジはこんな感じ。

奥に小上がりのスペースが見えます。

小上がり前のスペースには、ワンシーターのソファが2脚。

座面が奥深く、座り心地は抜群です。

ふと見上げると、特注の12面体スピーカーが天井から吊るされています。

「伸びやかで広がりを持った音響を360度に響き渡らせる」のだそうです。

凝ったBGM環境の極めつけは、ソファの裏手に揃えられたAV機器群。

関西を拠点に活動するDJ・レーベルから提供された、BGMセレクションも用意されています。

「小上がり」と言うには段差の大きい、中2階状のソファコーナーはいちだんとプライベート感のある空間。

友人を招待して、離れの感覚で利用することもできそうです。

飾り棚には、やはり気になる作品が。

ラウンジでは、スケールを生かして「アート&カルチャー」をテーマにしたオープンイベントが不定期に開催されています。

今後もワークショップなどのイベントは増やしていきたいそうです。

地域と密着した枠組みを作っていくことも検討中だとか。もちろん、日々の暮らしに迷惑のかからない配慮がされると思いますが、なかなか刺激的で良い環境ではないでしょうか。

大きな作業スペースを大胆に配置したキッチン。

テイストといい、スケール感といい、まるで海外のキッチンスタジオのよう。

フルオーダーメイドの作業台は日常使いはもちろん、パーティーシーンではさらに活躍しそうです。実際、入居者さん同士のパーティーもよく開催されているそうです。

シンクとコンロは、3セットずつ設けられています。

IH式のコンロは、3口。

火力よりも後片付けの手軽さを優先したい人にとっては、うれしいポイント。グリル付きのため、匂いや煙を気にすることなく焼き魚も楽しめます。

作業台スペースの青い扉を開くと、食器類が収まっています。

キッチン家電は、こちらにひとまとめ。

食器洗浄機も用意されています。

洗い物のたくさん出るパーティーなどでは、重宝しそう。

アーチ型にくり抜かれた入り口の奥は、食材などを保管するパントリー。

専有部ごとに使用できる収納ボックスがずらりと並んでいます。

対面の冷蔵庫は、壁の幅感に合わせてピタリと収まっています。

奥のドアは廊下につながっています。

2−3Fの廊下は、回廊型に設計。

北と南側にそれぞれ専有部が並び、中央部に水まわり設備がまとまって設置されています。

廊下の一角に設けられた、リラクゼーションスペース。

天然原料由来のアロマの香りに包まれた空間で、マッサージチェアが2台置かれています。

アロマは定期的に補充されるそうです。

カーテンを閉めれば、まわりの視線を気にすることなく、一日の疲れをぐりぐりとほぐしてもらえます。

ふたつのマッサージチェアの間に設けられたソファスペース。

サイドボード代わりの丸太に置かれたiPadでネットサーフィンをしながら、順番待ちをしている場面も見かけるかもしれませんね。

こちらは女性専用の水まわり。

トイレが2室、シャワールームが1室、バスルームが1室、洗面台がまとまっています。男性専用の水まわりも同じ設備数です。

女性専用にはお風呂あがりにくつろげる、化粧スペースも設けられています。

ヘアドライヤーやスチーマーも備え付け。じっくり朝の身支度やスキンケアに取り組めます。

シャワールームはオーソドックスなスタイル。

とは言え、鏡やボトルを置ける棚付きで、普段使いのツボを押さえたチョイスです。

バスルームもごくシンプルなタイプ。

1日の終わりにゆっくりと足を伸ばして、温まる。翌日に向けて、気持ちの切り替わる瞬間です。

トイレはウォシュレット付き。

配置も廊下に面しておらず、気兼ねなく利用することができそうです。こうした細かい設計は、シェアハウスでは特に大事。

ランドリールームも男女別々。

女性専用のドアは鍵付きです。

ドラム式の洗濯乾燥機が2台。

乾燥も込みでセットすると、どうしても時間がかかります。完了時間を把握して、すぐに取り出すことを心がけると良さそうです。

続いて、3Fの各設備を見ていきたいと思います。

階段の途中の踊り場には、特大サイズのアートが飾られています。

NAO MATSUMOTO氏の作品で、タイトルは“Midnight Constellation”(真夜中の星座?)。

ふと身を乗り出して階下を眺めると、こんな感じ。

リュック・ベッソンの懐かしい「レオン」で、ナタリー・ポートマンの眺めるアパートメントの階段も、こんな景色だったような。

3Fの扉を開くと、まず出迎えてくれるのはライブラリースペース。

書棚は、大阪では言わずと知れた“ベストセラーを置かない本屋さん”、心斎橋の「スタンダード・ブックストア」の監修だそうです。

食、旅、アート、デザイン、DIYをキーワードにセレクトされ、定期購読や季節に合わせた新刊が毎月届きます。

自宅にやってくるスタンダード・ブックストア。

本が好きな人には、たまらない贅沢かもしれません。

廊下を進むと、奥の一角はスタディルーム。

装飾を抑えたシンプルな空間は、ひとりで集中したいときにピッタリ。

課題に取り組んだり、会社から持ち帰った仕事をこなしたり。アイディアに詰まったときは、となりのライブラリーでネタ探し。

それぞれの空間を有効活用できる上手な配置だと思います。

廊下の反対側は、キッチンカウンター付きのカフェスペース。

濃いめのブラウンでまとめられ、シックな雰囲気です。

奥には大きめのシステムキッチンが設けられ、本格的な料理にも対応可能。

2Fのラウンジまで降りずとも、朝食程度ならここで手早く済ませることができます。

夜は夜で、お気に入りのリキュールを持ち寄ってカクテルパーティーを楽しむのも絵になるひととき。

窓辺にもカフェ席が設けられています。

右手奥に見える鍵付きのドアは、女性専用の専有部が並ぶフロアにつながっています。

水まわりは、やはり回廊の中央部に集約。

2Fの間取りと似たつくりですが、3Fは男女それぞれにトイレが3室、シャワールームが2室、バスルームが1室ずつ用意されています。

では気になる専有部を、2F−3Fの順で見ていきます。

ルームサインは、ステンシル系のシンプルなデザイン。

まずはモデルルームの202号室から。

約9.9帖の間取りで、窓は北向き。とはいえまわりに高い建物が無いため、ほどほどに陽が入る印象です。

ベッド、シングルソファ、デスクを置いても十分に残る余白。

特に2.8mの天井高が効いていて、表記の面積以上に開放的です。

備え付けのハンガーラックはシンプルなフォルム。

収納は他に用意されておらず、チェストなどは持ち込む必要があるかも。

窓辺にはデスクの代わりに、ベッドを置いても良さそうですね。

気持ちのよい朝を迎えられそうです。

205号室は2面窓の角部屋。

女性専用フロアの1室です。

掃き出し窓の外はベランダが設けられています。

ボタニカルなライフスタイルが好みなら、植栽を日光浴させるのにちょうど良いスペース。

214号室は、11.8帖と広めの空間。

奥行きのある長方形の間取りは、インテリアのレイアウトをシンプルに組み立てることができそうです。

照明はダクトレール式で、ライティングの自由度は高め。

フローリングの素材は、防音性に優れたタイルカーペット。

部屋のなかを多少ラフに行ったり来たりしても、足音が大きく響くことはありません。特にSOHOの人などに良さそうですね。

3Fには、水まわり付きの専有部が4室あります。

301号室もそのうちのひとつ。

基本的な間取りは、ほかの専有部と同じですが、ドア脇に水まわりが設けられています。

設備はトイレ、洗面台、バスタブの3点ユニット。

コンパクトではありますが、まあひとり暮らしでは一般的なタイプでしょう。

なにより、いつでも気兼ねなくバスタイムを満喫できるのは嬉しいところです。

壁や扉の防音がしっかりめに設計された、全48室の専有部。

間取りも5.4帖から13.3帖まで用意され、好みやライフスタイルに合わせて選べます。

エアコンも天井に埋め込まれ、スッキリ。部屋づくりにこだわる入居者さんも多いそうです。

なお、運営開始は2013年ということで、今回見ることのできた部屋が空いているとは限りません。実際に入居する部屋については、現地でご自身で確認されるのが良いと思います(いつものことではありますが、念のため)。

1Fのエントランス脇にはアトリエ・スペースが設けられています。

オープン当初は、招聘したクリエイターさんの公開作業場として使われていたそうですが、現在(2015.8)はフリースペースとして入居者さんも自由に使えます。

アイディアやインスピレーションが、具現化される空間。なんだか不思議なエネルギーが溜まっていきそうです。

トランクルームは有料(1,080円/月)です。

庫内は奥行きがあり、天板は取り外しが可能。

画材や工具などはもちろん、スノーボードといった大きな荷物も難なく収めることができます。

専有部に収納が無い分、こちらを有効活用するのもひとつの手です。

3Fにはハーフサイズのトランク(540円/月) も用意されています。

1Fのガレージがこちら。

自転車の駐輪は有料(540円/月)ですが、雨に濡れる心配がありません。メンテナンスにも使えそうな広さがあります。

ガレージ脇のポストルームには、宅配ボックスを併設。

忙しい社会人には、特にうれしい設備です。

最寄り駅は、阪急宝塚線池田駅

梅田駅までは直通で約18分。そこからなんば駅といった、大阪の主要スポットに気軽に足を運ぶことができるアクセス性があります。

大阪空港駅までは約14分。関西のソラに近く、海外旅行が好きな人、もしくは仕事で出張が多い人にとって便利な立地です。

住宅と駅をつなぐ商店街ではお祭りやイベントがまめに開催され、多くの人で賑わうこともあるそうです。

駅前は阪急オアシスやダイエーなどが軒を連ね、帰りがけに日常品をまとめて購入するのに便利なお店がまとまっています。

梅田まで約18分の立地に位置していながら、自然環境も豊富。BBQやジョギングの楽しめる猪名川や、関西有数の花見スポットの五月山も徒歩圏内にあります。

運営管理をされるのは、UDS株式会社さん。

2011年にホテルとアパートメントを融合させた「ANTEROOM APARTMENT KYOTO」をオープンさせ、今回が2棟目です。

住宅だけではなく、ホテル、商業施設、オフィスなどの企画を、都市デザインの視点から設計していく事業を展開。

キッザニア東京」や目黒の「CLASKA」と言えば、ピンとくる人もいるかもしれませんね。

今回のシェアハウスではアート&カルチャーをテーマにしていますが、高齢化の進む商店街に若い人を呼びこむことで、地域活性化を図ろうとする一面もあるそう。ラウンジで開催されるオープンイベントもその一環。

コト、モノ、ヒトの集合から生まれる、多様な発展性を秘めた暮らし。

感性を刺激される毎日を過ごしてみたい方は、コチラからお問合せを。

五月山周辺で毎年催される「がんがら火祭り」は、300年以上の歴史を持つ無形民俗文化財だとか。

2015年の開催は、8月24日だそうです。内覧時は、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

(ソン)

2015年08月17日

カテゴリ: デザイン物件 大阪

小さな通りの小さなアトリエ

交差点の<気になる>アトリエで暮らす。

街を歩いていると、気になるお店を見つけることがあるものです。

楽しそう、美味しそう、面白そうなど、<気になりかた>は様々ですが、個人的に一番<気になる>のは、「なんのお店なのか分からないけど、なんだか気になる」ではないかと思います。

眠っている冒険心が刺激されるのでしょうか。

曲がり角に沿うように並ぶ黒い格子窓。

小さな交差点に現れた「MORIGAMAE APARTMENT」は、きっと近くに住んでいる人たちにとって、今、ずいぶん<気になる>存在だと思います。

「なんだか素敵だけど、カフェや雑貨屋さんではないみたいだし…」
「ああ、あれはね…」

なんて、夕食の会話が聞こえてきそうです。

気になる窓の内側は、小さなアトリエ。

「暮らす・つくる・見せるができる、小さな研究所」という見立てのもと、入居者さんが何か作品をつくるためのアトリエのほか、展示を行うギャラリーとしても使える空間です。

展示中は入居者さん以外の人が立ち寄るのもOKとのことですが、きっと、制作に打ち込む普段の姿も絵になるはず。

あまり目にすることのない、様々なクリエイターの制作風景。

窓越しに、やっぱり気になってしまいそう。

京都の街ではあるものの、いわゆる碁盤の目ではなく、小さな路地の多いやや入り組んだエリア。

一軒家のならぶ区画の角地に、壁のようにそびえたつ変わった形の建物が、「MORIGAMAE APARTMENT」です。

目の前の通りは、近所の中学生の通学路。

登下校時など、すこしだけ賑やかになる時間帯もありますが、基本的に静かな住宅地。近所の愛犬家さんたちの散歩コースとしても使われているようです。

赤茶のタイルで覆われた外壁の一角、渋い板張りの部分が玄関です。

ひっそりと佇む隠れ家バーのようなエントランス。ずいぶん男性的なテイストにも見えます。

郵便ポストは各部屋ごとに設けられていて、ダイヤルキー付き。

最近は、大型物件でなくても各部屋ごとに独立した郵便ポストが設置されることが増えてきました。プライバシーを大切にする意味では、ポジティブな変化だと思います。

玄関ドアを開けて先へ進むと、今度は白のタイルがお出迎え。

頭上の開放感に顔を上げると、天井まで続く吹き抜け。

壁一面を覆う凹凸のある縦型タイルは、ほんのりバブルを思わせます。

外から見た玄関まわりのテイストに比べ、内側は割とさっぱりテイスト。

シンプルな箱型の靴箱は、ひとり1段分を使えます。それぞれ収納できるのは4足ほどでしょうか。収納できない靴は、自室で管理します。

そのまま奥へ向かうと、廊下の突き当たりに、やわらかいトーンでまとまったリビング。

裸足でも心地良い無垢の床材に、春の新芽のような優しい緑の壁。暑い季節は爽やかに、肌寒い季節はあたたかい気持ちで過ごせそう。

右手のリビング側は、小上がりのように左手のキッチン側よりも1段上がっています。

色合いと低いテーブルのせいか、畳敷きのスペースに見えますが、床は緑のカーペット。

床に座ってくつろぐことを前提に設計されたため、テーブルもオーダーで作らたオリジナルです。

全員でも囲める大きなテーブルは、実はコタツにもなる優れモノ。冬場にコタツでぬくぬくと鍋パーティーを繰り広げる光景が浮かんできます。

キッチン側には、造作の収納棚が。

収納棚は、食事中に取り皿が必要になってもパッと手に取れる高さ(低さ?)です。共用のお皿やコップの他、部屋ごとに食材を収納するスペースとしても使われます。

自分の棚に、簡単なケースを置いておくと重宝しそう。調味料などは、取っ手が付いたケースに入れるのが持ち運びに便利です。

シンクと2口のIHヒーターは2セットずつ、向かい合わせで設置されています。

自炊派の方が多くても、2つのキッチンでスムーズに生活できそう。

シンクはすこしコンパクトなタイプ。

とはいえ、ひとり分の食器を洗うには充分なサイズだと思います。ご安心を。

キッチンに加え、リビングにはもうひとつ空間がつながっています。

通り側の一角が、入居者さんの使えるアトリエスペース。

黒い窓枠が海外のアパートメントを思わせます。日当たりがよく天井も高いので、長時間の制作作業でも気持ちのよい場所だと思います。

使い方のルールについては、利用したい入居者さんと相談しながら決めていくそうですが、事前予約制を想定しているとのこと。「他の入居者さんにもキチンと周知をして使ってもらいたい」と事業者さん。

アトリエのコンセプトは、「暮らすと作ると見せるができる小さな研究所」。

作品をつくる作業場所としてはもちろんのこと、作品を見せるギャラリーとして、外からお客さんを呼ぶのもOKだそう。

そんなときは、リビングとの間にある引き戸をカラカラと閉めます。

こんな感じで、生活スペースとはキチンと区切って使うことができます。

もちろん鍵が掛けられるようになっていて、開閉ができるのは入居者さんのみ。普段も、一部の扉を閉めて使っていることのほうが多いとか。

外から改めてアトリエを見てみると、なかなか目を引きます。シェアハウスと知らず建物の目の前を通ったら「お店かな?」と、つい覗いてしまいそう。

道を歩く人と同じ視線の高さですから、作業中に外からの目が気になる方もいるかもしれません。

でも、逆に考えれば、通りすがりの人にも興味を持ってもらえる可能性が高いはず。「ずっと気になっていたんですよね」と展示会に足を運んでくれる人もいるかもしれません。

躯体そのままに仕上げた天井と裸電球は、アトリエのイメージにぴったり。

リビングやキッチンのほか、水まわりなどの共用部も1階に。

バスルーム、洗面、ランドリーは、ひとつのスペースに集まっています。

部屋ごとに設けられた収納棚には、バスグッズや洗顔セット、洗濯用洗剤などを置いておきます。

3つ並んだバスルームのうち、2つはシャワールーム。

夏場やサッと済ませたいときは、シャワーで充分という女性も増えてきているのかもしれません。

リラックスしたいときは、バスタブへどうぞ。

それなりにコンパクトですが、小さくても湯船に浸かれるのはいいですよね。

ちなみに、脱衣スペースはカーテンで仕切るタイプです。

この辺りは好みが分かれそうですから、気になる方は現地で確認しておいた方が良いかもしません。

壁一面がモザイクタイルに覆われたトイレ。これだけの面積が、すべてタイルというのも珍しいです。

なんだかデジタルっぽさを感じますが、中に入ってみると意外と落ち着くのが不思議。

それでは、専有部のある2階を見ていきます。

階段にはカーペットが敷かれていて、夜でも足音を吸収してくれます。

小さなことですが、毎日の暮らしでは意外と影響があるもの。生活スタイルが多少違っても、お互いに気を遣わずに過ごせると思います。

2階と3階の間取りはおおよそ同じで、それぞれ4室の部屋が設けられています。

廊下の突き当たりには道路に面した大きな窓があり、昼間は明るくてやわらかな空間です。窓にはロールカーテンも付いているため、入居者さんのお好みで開放感とプライバシーのバランスを考えてみると良いと思います。

各フロアにはテーマカラーが決められています。

2階は、部屋のドアがやさしい「緑」に塗られています。

ではさっそく、201号室を見ていきます。

レトロなデザインの丸っこいドアノブをカチャリと回して、ドアを開きます。

中に入ってみると、なんだかいつもとちょっとだけ違う景色。

大きな机がふたつ…?

聞けば、こちらのテーブルに見えるもの、ひとつはベッドなのだとか。うーん、大胆!

もちろんオリジナルの造作家具。机としても使えるように…というよりは、下にたくさん荷物が置けるようにと、この高さにしたそうです。

確かに、ダンボール3つくらいは重ねて入りそう。

実は事業者さんは「もしかしたらベッドとしては使われないのでは…?」と心配しているそうですが、意外と入居者さんたちはこの珍しいベッドを活用して楽しんでいるとか。

ベッドの端に腰掛けて足がブラブラできるのも、面白いですね。寝相の悪い人は、なにか工夫が必要になりそうですが。

本物のテーブルは窓際に。

パソコンやデスクライトがすぐに使えるように、コンセントが設置されています。

モノづくりをテーマにしているだけあって、資料や紙をたくさん広げられる広々サイズなのも嬉しいところ。

さらに、壁のパンチングボードの部分はDIYもOK!

棚やフックを取り付けたり、コルクボード代わりに写真やカード、テキスタイルを飾ってみるのも楽しそうです。

気軽に模様替えができて、飽きないのが良いですね。

続いて202号室。

テーマカラーは引き続き緑ですが、同じフロアでの部屋ごとに少しずつ違う色味の緑が使われています。こちらは黄色が強いカーキ色。

2面窓で、日当たり抜群。夏場はクーラーが活躍しそうです。

部屋の照明はレールのみが用意され、自分の好きなシェードランプを取り付けるスタイル。

昼間はこれだけの明るさですから、思い切って夜の雰囲気を重視した照明の選び方をしてみるのもアリかもしれません。

リラックスできる落ち着いたムードの照明か、夜もしっかり手元を照らしてくれる実用派か。照明は比較的安く手に入りますから、色々と試してみるのも良さそうです。

さて、実は壁も自分の好きな色で塗装することができます。

実際に塗装すると、かなり部屋の印象が変わりそうです。

と、いうことで実際に一面塗ってみた部屋が、203号室。

濃い色に塗装するのはなかなか勇気がいるかもしれませんが、グッと引き締まって格好良いです。

変形の間取りで、横に長く複雑な形のテーブルが作り付け。パソコンスペース、作業用、ドレッサーと、用途を分けても使えそうです。

ベッドには、小さなハシゴ付き。

頭がぼんやりしている朝は、ちょっとだけ注意が必要です。

3階のテーマカラーは空色。海外の子供部屋を思わせる、キレイな発色のドアが並びます。

トイレのインパクトは、なかなかのもの。

空なのか水中なのか、というほどのブルーに囲まれます。下のフロアのトイレよりも、さらにパワーアップしている気が。

この振り切り具合、嫌いじゃありません。

廊下の突き当たりには、共用の収納が。

入居者さんが自由に使えるそう。季節ものの家電やスーツケースなど、使う頻度の低いものをしまっておくと便利だと思います。

部屋の外に収納があると、部屋の中がスッキリして良いですね。

302号室は、横に長い作業テーブルが特徴の部屋。

手を動かしてものを作りたい方向けかも。テーブルの脚の位置も、少し余裕が取られていて使いやすそうです。

どの部屋も同じですが、収納はないため、自分で用意する必要があります。

買ったり、作ったりしながら、使いやすい配置を試行錯誤していく感じでしょうか。

引越し後、しばらくは部屋づくりに没頭する方も多いかもしれませんね。

最後に、屋上を見ていきます。

背の高い建物が少ない、京都の住宅地らしい景色が広がります。

あまり高い建物でなくても、空が広く近く感じる。京都ならではの屋上の醍醐味と言えそうです。

もうひとつの醍醐味といえば、五山の送り火が見えること。

当日は、ドリンクを片手に屋上に集合でしょうか。

ここは大人女子、しっとり静かに楽しみたいところ。

最寄り駅は叡山本線茶山駅

京都駅に出るなら、隣の出町柳駅で乗り換えて30分ほど。ただ、駅までは徒歩17分と少し距離があるため、自転車か市バスを使う方が便利な立地です。

市バスなら、北大路通の「高木町」と下鴨本通の「一本松」の停留所に、京都駅方面行きのバスが停まります。

それぞれ徒歩5分ほどの距離ですから、天気の悪い日はこちらが良いかも。

鴨川までは徒歩3分。

繁華街のように観光客で賑わうこともなく、のんびりした風景が楽しめます。夏なら川沿いの早朝散歩もオススメ。

MORIGAMAE APARTMENT」を運営しているのは、「株式会社HLC」さん。

古いビルを専門に、リノベーションの企画を行うデザイン会社さん。今回がはじめてのシェアハウス運営です。

賃貸物件やオフィスの改装をする事業のほか、築50年を超えるビルを再生し、シェアアトリエなどを運営。「MORIGAMAE APARTMENT」のアトリエも、そのアイデアを取り入れたものだとか。

日常の管理や案内を担当するのは、入居者さんと同年代の女性の方。東京でシェアハウスの企画・運営の経験を積み、故郷の京都にUターンした経歴を持ちます。運営経験も長いですし、地元の方と、外から引越してくる方の両方の視点を持っている分、頼りがいがあると思います。

アトリエにピンときた方、趣味に没頭できる場所が欲しい方、鴨川の近くでシンプルに暮らしたい方。お問合せはコチラからどうぞ。

制作中、通りを歩くご近所さんとふと目が合って、窓越しにそっと会釈。

そんな風景が、ふわっと目に浮かぶ住まいです。

(テルヤ)

2015年08月04日

カテゴリ: 京都 女性専用物件