木の香りのする家

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

目には見えない暮らし心地を満喫する。


今回紹介するのは「長岡京シェアハウス」。訪れた際にまず感じたのは、なんとなく実家の空気に似ているということ。

父親は家具職人でした。小さな頃から木材に囲まれた暮らしの中にいたせいか、木の香りを吸い込むとすぅっと気持ちが落ち着きます。

建物はフルリフォームされ、新築物件のような佇まい。まだ、新しい木の香りが残ります。無垢の板材が随所に用いられた空間は、やさしい温かみのある色合い。浮き上がった木目はどこか上品さを感じさせます。

そして、感覚的に「良い」と思えるシンプルな魅力。とりわけデザインに凝った演出があるというわけでなく、細部までひとつひとつ丁寧に仕上げた積み重ねが魅力として現れているのではないかと思うのです。


駅からは歩いて3分ほど。ゆとりのある大通りを進みます。

シックな色合いの中に和のテイストが見え隠れする、こちらの一軒家が今回のシェアハウスです。

建物の対面には小道を挟んで小学校のグラウンドがあるため、かなり抜け感があります。

小ぶりな階段を上がったところにある玄関はウッド調。

玄関脇にはポストが設置されています。

ポストの数はひとつ。住人同士で振り分ける工夫が必要そうですね。

鍵は少し珍しいリモコン式のもの。

ピピッとらくちんに解錠できます。


それでは扉を開けて、中を見てゆきます。

玄関扉の開閉はとてもスムーズ。玄関からは細長い廊下の突き当たり左手にリビング、右手にトイレがあります。立地上、とても細長い間取り。

振り返ると、ドアから陽の光が漏れ木目をやさしく照らします。

玄関スペースはコンパクトにまとめられています。

靴棚も用意されていますが、収納力を考えるとメイン靴以外は自室で管理することとなりそう。

棚の脇に置かれているのは、消臭のほかに空気の浄化作用もある備長炭。

玄関は毎日のスタートラインでありますから、いつも清潔にしておきたいですね。


それでは、廊下をすすんでリビングへ向かいます。

ドアをあけると、やわらかな空間が奥に広がるリビング。

ホストファミリーや海外へのホームステイ経験が豊富なオーナーさんのこだわりは、照明に使われているダウンライトなのだそう。

海外では、眩しい蛍光灯の明かりが好みでない家庭の方が多いんだとか。パッと明るいというよりは、ほわりとやさしい灯りといった印象です。

ダイニングセットの座高は低めで、和スタイルと洋スタイルのちょうど中間くらいといった感覚。

座ってみると、ちょっといつもとは違う目線が新鮮。天井も高く感じます。

木目が多いからか、ログハウスでくつろいでいるよう。

そんな中、視界にときどき入り込むのはお茶碗のようなシルエットのペンダントライトやのれん。微妙な和テイストがなかなか愛嬌があってよろしいのです。

テーブルの脇には、これまでホームステイで来られた様々な方たちの笑顔が並んでいます。

一緒に着付けを楽しんだり、桜や紅葉を見に行ったり、本当に笑顔ばかり。見ているこちらも自然と笑顔になります。

リビングの奥のスペースはごろ寝ができるTVスペースです。

夜中や休日にゴロゴロしながら映画を観るのが楽しみになりそう。


リビングの玄関側にはキッチンがあります。

キッチンは一般的な家庭用のものが設置されています。

リフォームの際、アイランドキッチンやカウンターキッチンも考えたそうですが、「キッチンには窓がほしい」という事から、このスタイルになったのだそう。

窓が大きくとれるよう、キッチン正面の棚は高さを押さえて横に広い設計になっています。

シンクは使いやすそうな、大きな間口のタイプ。

コンロはサッと拭き掃除ができるIH型です。

キッチン下の収納は引き出し型。深さも十分。パスタ鍋なども十分に収納できそうです。

比べて、食器棚は結構スリム。

すでに食器は一通り揃っているので、お気に入りのマグカップなどは、収納場所を調整しないといけないかも。

冷蔵庫はダイニングテーブルの隣に設置されています。


では、続いて水まわりへ。

冷蔵庫脇の暖簾をくぐった先には洗面台があります。

四方が無垢の板材ということで、まるでログハウスのよう。朝の歯磨きタイムが気持ち良さそうです。

壁に設置されたフックは、シャビーシックなアイアン製。

洗面台の対面にはドラム式洗濯機が設置されています。

冷蔵庫向かって左手にはバスルームがあります。

足の伸ばせるゆったりとした浴槽。窓付きなので換気もしっかりとできます。個人的には結構嬉しいポイントです。

追い焚き機能の他に換気、乾燥、暖房、涼風とバリエーション豊富。これからやってくる梅雨の季節、浴室乾燥は重宝しそう。

トイレはウォシュレット付き。

ちょっと不思議な曲線が愛らしい形です。


では、専有部のある2階へ。

階段はリビングの対面にあります。

階段で振り返るとこんなメッセージが。

基本的なことなのですが、こういった配慮はシェアハウスにおいてとても大切なのです。


それでは、専有部を見ていきます。まずは201号室から。

和テイストがほんのり香る広めの空間。2名入居もOKということで、ベッドは2つ置かれていますが、1人で入居される場合は調整可能とのこと。

ルーバーの戸を開けると押し入れ収納になっています。

かなりの容量なので、大抵のものは収まるかと。

障子の窓をあけると、組木の枠が設置されています。

窓の正面には道路、その向こうには小学校のグラウンドがあるので、目隠しも兼ねているのだと思います。

また、窓の外に洗濯物が干せません。その代わりに、室内には可愛らしいお助けマンがいます。

ワイヤーや紐を引っ掛けると物干しの完成です。


こちらは202号室。

建物のちょうど真ん中あたりに位置し、日当たりにはあまり期待できませんが、広さはまずまずかと。

備え付けのクローゼットなどの代わりに、天井裏に収納スペースがあります。

たとえば、シーズンオフの洋服など利用頻度の低いものは天井裏に収納することで、スペースを有効活用できそう。

デスクに座った時に、ちょうどいい位置にコンセント。ナイス!


最後は、廊下突き当りの203号室。

陽の光が差し込むとても明るい部屋です。

窓からは専有のベランダに出ることができます。

ベランダはこんな感じ。暖かいこの季節、外干しができるのは嬉しいところです。

ベランダからはお隣のグラウンドがチラリ。

カーテンやベッドカバー、テーブルに掛けられたクロスがとても素敵なのです。


自転車は玄関脇のガレージに駐輪することになります。

希望があれば自動車を駐めることも相談できるとのこと。京都市の隣町ということで、マイカーがあれば幾分便利になるかと思います。


最寄駅はJR東海道本線長岡京駅

京都駅までおよそ10分ほど、河原町等の繁華街まで電車で約20分。

京都市内への通勤も便利ながら、街の雰囲気はとても落ち着いているため、ホームタウンとするかたも多いエリア。

また、市内にいくつか大手企業の本社があります。そのためか生活用品店は充実しています。

毎日の通勤路となるであろう駅前から伸びる通り脇には、大きなグラウンドがある小学校があります。

季節の節目に行われる運動会などの行事はおそらく賑わうことでしょう。それも、また良いではありませんか。


運営・管理をされるのは、ずばり「長岡京シェアハウス」さんです。

遡ること十数年前から、数々のゲストを迎えてきたホストファミリーなんだとか。

ホストファミリー経験を通じて出来た友人が、世界各地にたくさんいるということで、よく海外旅行にも出かけているのだそう。見せていただいた旅行アルバムには、絵に書いたような素晴らしい景色の傍らにある、「ニカッ」と100点満点の笑顔が一緒に写っているのが印象的でした。

長い経験を活かしたつくりは物件の随所に見られます。照明しかり、生活導線や各所のスペースのとり方を見ても、きっと暮らしやすいことだと思います。

はじめてのシェア生活という方も不便なく暮らせそう。気になった方は、コチラよりお問合せをどうぞ。


どの写真にも笑顔がたくさん。これから先、この写真棚がもっといっぱいになりますように。

(イシクラ)

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?