シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
人生で一度は、こんな暮らしもいいかもしれない。
ブルジョワジー。あまり馴染みがない言葉かもしれません。
どこかで耳にしたことがあるこの響き、耳にするとゴージャスで華やかな暮らしのイメージが浮かんできます。
しかし、現実的に考えると掃除が大変なほどの豪邸に住めるチャンスなんて、そう簡単に巡ってくるものではありません。
シェアハウスのメリットのひとつに良く上げられるのは、「広い家に住める」こと。リビングや水まわりなどがゆったりと使えることに魅力を感じて、シェアハウスを選択する人もいます。
「Bourgeois(ブルジョワ)」は、そんなメリットを存分に味わえるインパクト抜群のシェアハウス。玄関を開けた瞬間、広がる光景はなかなかのもの。かつ、随所で見られるゴージャスな設えも楽しめます。友達を呼んで、驚く顔が見たいと思うほど。
今回は女性専用となりますが、人生で一度くらい"ブルジョワ"な生活を堪能してみるのも良いのかも。
大阪・中島へ続く中島大橋を渡り、6車線ほどの幅のある大きな川沿いをまっすぐに進みます。
いつもは写真より穏やかな風景のはず(撮影が台風の翌日で、川が濁っています)。
川沿いの道をのんびりと5分ほど歩くと、このピンクの建物が「Bourgeois(ブルジョワ)」。外観からはブルジョワジーとはまた違った目立ち方をしています。
シェアハウスの入り口は、建物の裏手。
元々は最上階のオーナー住戸ということで、専用の玄関が設けられているのです。
マットな黒いドアが、外灯の雰囲気とよく合っています。
ポーチは広めに取られ、雨の日でも慌てず鍵を開けられるのが嬉しいところ。
ドアを開けてみると、かなり広めの土間を持つスペースが現れます。
玄関と呼ぶには少々広すぎる気がします。収納もたっぷり。
土間を上がると、業務用チックなエレベーターが。シェアハウス専用とのことで、最上階まで直通しています。スリッパを履いてエレベーターに乗る。なかなか新鮮な感覚です。
エレベーターの扉が開くと、目の前はまた玄関ドアが。
2回玄関を行き来する不思議な構成。先ほどの玄関は、マンションのエントランスのような役割と考えれば良いのかもしれません。玄関前はソファが置かれた寛げるスペース。ここでなら、喫煙も可能とのことです。
それでは、ようやく内部へ入ってみます。
目の前に広がるのは、1階のものよりもさらにゆとりのある玄関ホール。
足元は大理石。足音もこの空間にカツカツと響きます。
頭上にもスッと広がるような感覚に、ふと上を見上げるとこの光景。トップライトから落ちる光がつくる影が、リッチな雰囲気をプラスします。
どこからとなく、「おかえりなさいませ」と声が聞こえるような…(頭の中で補完してください)。
もちろん収納も空間スケールに相当なサイズ。贅沢な容量です。
1階の靴箱と合わせれば、人数を考えても充分な数を収納できるのではないでしょうか。
では、早速リビングを見ていきます。
玄関に比べ、ゴージャスさが控えめにポップ色が加わったリビング。テーブルには異なるデザインの椅子が全部で10脚並んでいます。
毎日使っていると、それとなく"自分の椅子"のようなものが決まってくるのかもしれませんね。
幅広の窓が開放的。カーテンがないと眩しいほど、陽当たり抜群です。
窓を開けると、建物の前に流れる中島川が見えます。
大通りからは一本入った道で、車通りは多くありません。学校帰りの小学生の男の子たちが鬼ごっこをしていたり、犬の散歩をしているおばあさんがいたり。ゆったりとした雰囲気が流れます。
リビングで一番に目につくのは、ダイニングテーブルを囲むように配置された収納棚。
扉上部のアーチと、ガラスに入った格子模様が上品さを醸し出しています。
表裏どちらからも取り出せるタイプ。なにかと便利だと思います。
この棚の裏側がキッチンです。
元々のオーナーさんが料理好きだったのか、こちらも収納がいっぱい。収納場所に困ることはなさそう。
シンクはダブルシンク…ならぬ、ダブル水栓。新鮮です。
日々の調理にはもちろん、皆で集まってパーティーをしたときなど、片付けがとてもスムーズに進みそうですね。
一度廊下に戻ります。
リビングの格子戸は、少し細めの廊下につながっています。
廊下を先は隠れ家風のバーカウンター。
暖色系のランプが素敵。調光もできるタイプで、ムードをつくるのにも一役買ってくれます。
L字に配置されたカウンターの奥は、簡易キッチン。簡単な片付けなら、キッチンまで行かなくてもここで済みます。
たまにはバーテンダー気分を味わうも良いかもしれません。仕事の悩み、恋愛の悩み、人生の悩み。女子にはいろんな悩みがありますから。
しっとり、語り明かすにはもってこいの場所だと思います。
水まわり設備はこんな感じ。
洗面台は廊下の真ん中に、どっしりと構えています。
廊下が広いからこそできる斬新な設計。何人かで同時に利用できるので、朝の忙しい時間帯にも安心です。
重厚な設えの廊下の雰囲気に対して、バスルームはベビーピンクをベースにしたふんわり優しいテイストです。
キッチン同様、収納はたっぷり。すぐに使うバスグッズだけでなく、シャンプー類のストックやタオルも置いておく余裕もありそうです。
洗面の隣の扉のなかに洗濯機が収納されています。
扉は見た目のスッキリさだけでなく、稼働時の音も多少抑えてくれます。
バスルームはバスタブ付き。
日当たりも良好で、陽の出ているうちのバスタイムはきっと至高の時間を過ごせるはず。
ちなみに、同じフロアにバスタブ付きのバスルームがもうひとつあり、仕様はおおよそ同じ。部屋に近い方を使うことになると思います。
廊下の洗面台の目の前にはトイレがあります。
全面濃紺のボディは、最近ではなかなか見かけなくなった気も。
基本的に長居する場所ではないので問題ないと思いますが、床・壁がタイル製で、冬場はちょっぴり寒く感じるかもしれません。
それでは、専有部を見ていきたいと思います。
まずは501号室。
部屋に入る前に502号室との共用の廊下があり、一面が収納スペースになっています。
押入れとクローゼットが両方あり、半分ずつ使うことになりそう。このあたりは事前にしっかりと話し合いが必要かと思います。
廊下に収納がある分、専有部内はさっぱりとした空間。
一面が掃き出し窓で、ベランダに出られるようになっています。
ベランダは物干しもOK。日当たりがよく、カラリと乾きます。
広さもありますし、天気の良い日には布団を干すのにも向いていると思います。
507号室は、一番"ブルジョワ感"の漂う、13.6畳の広い部屋。
ゴージャスな雰囲気は、やはりこのシャンデリアがつくりだしているよう。
ちょっぴりレトロなデザインが、専有部としては派手すぎずにちょうど良い塩梅なのかも。
たっぷりとしたボリュームのカーテン、クロスの中央にアクセントで入ったネイビーのラインも、良く雰囲気に合っています。
スペースもゆったりと余裕があり、家具を持ち込みたい方にも良いかと。
この部屋の雰囲気に合わせ、開閉式のドレッサーも特別に設置されています。
毎日のメイクにも、思わず気合いが入りそうです。
リビングに面した505号室と506号室は、どちらも和室。
それぞれピンクとブルーがテーマカラー。畳との組み合わせが新鮮です。
506号室の方が、すこし和のテイストは強め。丸い飾り窓が良い感じです。
そうそう、メゾネットの上階にも部屋があります。
スケルトンタイプの階段をトントンと上った先が、ちょうど玄関の上にあたる場所。
基本的には6階の入居者さんしか使わないと思いますが、スペースとしては広々。
コの字の廊下の一角には水まわりも設置されています。
トイレは斜め天井で、高さもかなり低め。背の高い方は、ちょっとだけ注意が必要かもしれません。
611号室は2名用のドミトリー。17.2畳とゆったりした空間です。
海外の子供部屋をイメージさせるポップなカラーリングに、ギュッと心を掴まれる方もいるのではないでしょうか。
それぞれのベッドとデスクスペースの他に、ちょっとゆっくりできるようなソファも。
友人同士や姉妹での入居にも良いかもしれませんね。
最後に、マンション全体の自転車置場へ。
駅からは徒歩8分ほど。多少の坂はありますが、自転車があったほうが何かと便利だとは思います。
大阪難波までは乗り換えなしで15分、反対方面の尼崎までは3分と、アクセス良好。
駅からシェアハウスへ向かうには、車通りの多い橋を渡って川を越えます。
この橋の上には反対側に渡る信号がなく、初めは少し戸惑うかもしれません。橋の下にちゃんと道がつながっていますのでご安心を。
建物は川沿いに建っているため、毎日の通勤路はリバービュー、ということになります。
朝少し早めに家を出て、のんびりと散歩気分で川沿いを歩けば、なんだか穏やかな一日が送れそう。心落ち着く光景です。
「Bourgeois(ブルジョワ)」を運営しているのは「株式会社World Wide Japan」さん。
今回が初めてのシェアハウス運営となります。
担当でもある社長さんは一見コワモテですが、物腰のやわらかい丁寧な方です。
<住居>ではなく、居住スペースから生まれる「繋がり」「ぬくもり」を感じる、より良いライフスタイルを実現できる<環境>の提供がモットー。「Bourgeois(ブルジョワ)」の空間スケールを、部屋数ではなく品質を担保した共用部づくりに当てられているところも見ても、良い<環境>づくりを目指したことが感じられます。
ちなみに、外国人の方の受け入れも積極的に行っていきたいとのこと。
ずばり、ブルジョワ暮らしを味わってみたい方。お問合せはコチラからどうぞ。
贅沢とは。
設備の充実さ、豪華な設え、はたまた時間の使い方か。
いくつもの答えが見つかりそうな、実に贅沢な暮らし方ができそうです。
(テルヤ)
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